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初心者がUnity用の書籍でC#プログラムとゲーム作りを学ぶ
ほんの少しだけプログラミングが分かるようになって書籍を読み返してみると「なんだこれいい本だったんじゃん」と思います。
でもそれ、果たして本当にいい本だったんでしょうか?
すべての教育書籍において「わかっている人が読んで、良いといえる本」と「初心者が読んで、良いといえる本」って違うと思うんですよね。
わかっている人にとっては、読みやすく無駄なく簡潔にまとまっている本がよいと言えるでしょう。
しかし初心者が「読んでよかったなあ」と思える本は、
「あ、わかった!」
となる本こそが、読んでよかったといえる本でしょう。
でこれが中々ない。
というのもプログラミングはどうしても端折れないものが多くあります。
作者も仕方なく説明しているのでしょうが、やはり分かりにくくなりがちです。
プログラミングは上手でも、教えることと本を書くことはまた別のスキルです。
しかも説明しにくいプログラミングの教科書なんて、Sランクの難しさでしょう。
そんなわけで最初に出会う本によっては、プログラミングの学習を諦めてしまう人もいると思います。
僕も諦めかけました 笑
今日はちゃんと「わかる」ようになるために書かれている、比較的優れた書籍を紹介します。
ぜひ読んでみてくださいね。
Unityの教科書 Unity 2020完全対応版 2D&3Dスマートフォンゲーム入門講座
Unityの教科書 Unity 2020完全対応版 2D&3Dスマートフォンゲーム入門講座
まず、これをおすすめします!
非常に分かりやすく書かれていて、最初の基礎知識を入れるには最適でした。
ぼくはこの本から入って本当によかったと思います。
ただ途中から入ってくるUnity自体の説明は、最初は軽く読むくらいでいいでしょう。
Unityのソフト自体の説明は、書籍で理解するのは困難だからです。
正直めっちゃ疲れます。
この本に書かれているC#スクリプトで分からないところが無くなってから、Unityを実際に動かしながら読むといいでしょう。
大抵の書籍は前半部にC#の基礎、中盤から後半にUnityの操作方法が書かれています。
まず前半部分をしっかり読んで欲しいですし、この本はそこがちょうどいいできになっています。
「わかる人がわかる本」ではなく「わからない人が読んでもわかる本」になっています。
とはいえ結構難しいです。
こればかりは最初は仕方ありません。
なにせ違う言語なのですから。
理解度60%くらいで次の本を読むといいでしょう。
スラスラ読める UnityふりがなKidsプログラミング ゲームを作りながら楽しく学ぼう!
スラスラ読める UnityふりがなKidsプログラミング ゲームを作りながら楽しく学ぼう!
これはめーっちゃ分かりやすく書かれています。
博士が子供2人に教える形で進みます。
プログラムに日本語でふりがなをうつ、という斬新な説明も初心者にはありがたいです。
各要素を呪文やロボットに例えて説明してくれるのもいいですね。
ただ最初はポンコツだったガキ2人が、急に「簡単だね!」とかいうのには腹が立ちます。
簡単ちゃうわい!と。
でも読みやすいですよ。
ではなぜ2冊目にあげたのかというと、やっぱり基礎知識は軽くでいいのでちゃんとやっておいたほうがいいです。
この本から入るとわかった気になるだけで、次の学習ステップで面食らうでしょう。
この本はその補完や理解を深めるために使いましょう。
分からなかったところもスッと入ってくるようになります。
スラスラ読める Unity C#ふりがなプログラミング
名前で分かるかと思いますが、前項の本と同じシリーズです。
こちらのほうが難しいですが、そこまでレベルが上がるわけではありません。
相変わらず分かりやすいので、よいと思います。
多すぎると思う人は、前項の2つだけでもよいでしょう。
軽く浅くぐるぐる読む
まずは軽く浅く読んでいきましょう。
僕は何回もこの3冊をぐるぐる回すように読みました。
そうすると記憶に定着していくんですね。
3冊読んでいると当然かぶるところがでてきます。
ということはそこが1番大事ということですね。
違った言葉で説明されると、記憶により定着します。
これはプログラミングに限らずおすすめですよ。
動画にも頼る
動画にも頼りましょう。
Unityの説明は、書籍ではちょっと難しいのです。
ちょっとした数クリックの作業も、文字と写真を使って何ページにも渡り説明しないといけませんし、こちらはそれを読まないといけません。
動画だと「ここのこれをクリックして、これを選んで、こうグイッとドラッグして、忘れずにここに設定しておきましょう」
みたいに説明ができ、しかも分かりやすいです。
動画で分かりにくいことを書籍で補い、逆に書籍でわかりにくいところを動画で補い合うのです。
紹介しておいてなんですが、僕は書籍だけではきつかったです。
ただ上記の書籍があってめちゃくちゃ助かったことも、また事実。
動画はこちらがとてもおすすめです。






何も知らない初心者がUnityでC#プログラムとゲーム作りを学ぶ
金を惜しまない
数千円や数万円の出費を、何年も惜しむ人がいます。
でももしあなたがプログラミングで収入を得るのが1月遅れれば、一月分の給料の損ですよ?
何十万も損だということです。
知識は半永久的に減らないですから、知識を得ることにはお金をちゃんとかけた方がいいですよ。
あとで何十倍の金額にもなって返ってきます。
僕であれば音楽とかがそうですね。
そんなのがわかっているので、この動画講座も一本2万ちょいしますが一気に10本買いました。
あとで回収できるので、全然もったいないと思いません。
こういう考え方ができていて、買った物をどこかにしまいこまなければ、自ずと中も外も豊になっていくはずです。
うーん、って人はこちらを読んでください。
まとめ
まあなんでも焦らず一歩ずつですね。
ただプログラミングは、才能のあるなしはそこまで関係なさそうなので、継続さえすれば必ず力になると思います。
それでは!