10.東京で家賃を抑えて安く快適な広い家に住むには
結論

都内より近い都外に住む

安くて広く快適で、都心にアクセスのいい家に住むためには

東京の家賃って高いよね?

このブログのタイトルにある通り結論から言ってしまえば、答えは「埼玉に住む」ということになる。

ここまで読んで速攻でページを閉じようとした人、ちょっと待ってほしい。

たしかに、タイトルに偽りありだ。それはごめんなさい。

だがこのページに来たということは、少なからず「家賃」というものに興味があるはずだ。

そして家賃は安ければ安いほうがいいと思っていることだろう。

であれば有益な情報がもたらせるかもしれない。

できれば少しだけ読んでもらえればと思う。

違う視点から見ると、思ってもみなかった解決方がでるかもしれないね

「埼玉は遠い」は間違い

僕は上京した後東京世田谷に住み、しばらくして埼玉県に一時住んでいたことがある。

その時思ったことは「埼玉は意外に東京に近い」という事実だった。

例えば荒川を渡ってすぐのところにある戸田公園駅。

ここなら新宿まで21分でついてしまう。

池袋ならさらに短い15分だ。

普通に都内に住んでいても、新宿まで15分以上かかるところは多いのではないだろうか。

事実世田谷に住んでいたころ、自転車で行ける距離でもあったのにそれくらいはかかっていた。 乗り換えがある場合は21分を超えることもザラだ。

僕が言いたいのは

「高々数分の違いのために、埼玉を候補から外すのは非常にもったいない」

ということだ。

よく「埼玉? 遠いね!」って言われたけど、そいつの住んでるとこより全然近かったんだよね

圧倒的に家賃が安い

これはもう本当にびっくりする。

3LDKが10万円で借りられるのだ。

勿論ボロボロの建物ではない。オートロック付きの普通に綺麗なマンションである。

1ルームなら4万円台、2DKなら6万円台で借りられる。

であるのに都心にすぐにアクセスできるのだ。

最近テレビで「幸せ!ボン○ーガール」という番組をよく観ている。

都会を夢見た田舎の貧乏女子の部屋探しに、テレビカメラが密着するという内容だ。

この番組は面白いし是非観ていただきたいのだが、この世間知らずな女の子たち、

まるで地獄のような部屋でも嬉々として契約してしまうのだ。

しかも高い。

10万円代の月収のうち半分を地獄部屋の家賃に使う。(家賃は月収の3分の1までにした方がいいと、個人的には思う)

それを見るたび、埼玉にしとけばもうちょっと快適な部屋に住めるのにと思ってしまう。

オートロック付き、駅徒歩5分、風呂トイレ別2Kで5万くらいで住めばいいじゃないか。

まあ彼女たちが「幸せ!」なのなら文句はない。あくまで僕ならというだけだ。

それに彼女たちの何より優先する目的は「東京で暮らすこと」なので、それだけは達成されているといえるだろう。

一度「家賃相場」で検索して、23区と、都心に近い埼玉とで比べてみよう

車が持てる

僕が埼玉に引っ越すことに決めた、最大の理由は車だ。

他業種の人には意外かもしれないが、ミュージシャンとして活動するうえで車は絶対に必要だったのだ。

本題からそれるので簡単に説明するが、ミュージシャンというのはとにかく機材が多く、駆け出しの頃は全て自分でそれらを運ばなければならない。(根性で運べる量と重さではない)
運べないからといってせっかくもらった仕事を断っていたら、次からは2度と声がかからないものなのだ。

そういった理由で車が絶対必要だった。

だが世田谷で車を持つにはハードルが高い。

駐車場台だけで3万円を超えてくる。車検や保険、税金等、車の維持費も必要だ。

そして家賃も高い。なのに狭い。

これでは車が持てないし、仕事も失っていくことになる。

僕が引越しを決意したのは、自然な流れといえるだろう。

フットワークが軽い

家賃が安いのに都心へのアクセスがいいことは、先に書いたとおり。

これが最大のメリットだと僕は思うのだが、他にもメリットはついてくる。

まず大宮にも近い。

いやいらんし、って思ったそこのあなた。大宮もそんなに悪くない。

コンパクトにまとまっているし必要なものは全てある。

選択肢が増えるのは悪くないだろう。

車があればイオンモール等のショッピングモールも無数にある。

正直生活するうえでは、近所にこういう施設が多いほうが使い勝手がいい。

映画館が入っている場所も多いので、休日などにフラットに観に行くことができることも、また魅力だ。

都心には電車。買い物、郊外、レジャーには車と使い分けるととても便利

もちろんデメリットもある

終電を逃せない

終電を逃せば帰る手段はタクシー一択になる。

だが、いくら電車では20分と言っても、距離的には結構あるわけだ。

新宿から北区や板橋区を通り過ぎ、埼玉にたどり着くには1万円近くはかかる。

これはおいそれと払うのには惜しい額だろう。

月に4回もこんなことをすれば、せっかく安く住んでいる意味がなくなってしまう。

仕事が夜遅くまでおよぶ人、頻繁に深夜までお酒を飲む人は、埼玉に住むことはやめた方がいいかもしれない。

終電の時間は路線にもよるが、割合遅くまである線も多い。

本来の終電には間に合わないが、別の路線で埼玉まで辿り着き、そこからタクシーで二千円ほどで帰るという技もある。

住む場所の目星がついている人は、なんとか帰り着ける最遅の時間を調べてみるといいかもしれない。

泊まった方が安いことも……

「東京に住んでいる」と言えない

バカバカしいと思う人もいるだろうが、これがネックになっている人は意外と多い。

なぜなら自らも東京以外に住んでいる人をどこかでバカにしているからだろう。

そして自分がそうなのだから、そう思っている人も多いと考える。

それは正解で実際に多い。

こればかりは価値観の違いなのでなんとも言えないし、押し付けるつもりもない。

東京に住んでいると言いたい人は頑張ってお金を稼いで、港区に住んでいると言える人になってほしいものだ。

住む場所の目星の付け方

まずは地図で見てみる

まずはグーグルマップを開き東京都の形を確認してみよう。

意外に横に長いことがわかるはずだ。東京とはいえ遠いところは遠いのだ。(あたりまえ)

そのあと都心から埼玉までの距離感をじっくり確認してみよう。

イメージほど離れていないことがわかるはずだ。

そして東京都と埼玉県の県境付近にある駅を確認し、乗り換え案内にその駅名を打ち込んでみる。

行先はもちろん都内の頻繁に訪れる、または訪れたい駅である。

特に思いつかない場合は新宿へのアクセスを調べてみよう。(新宿からならどこへでもいけるので)

よさそうなアクセス時間の駅を調べたら、あとは物件の検索である。

恐らく都内と比べ、かなり安く見つかるはずだ。

実際に訪れてみる

地図でみたり、ネットの検索だけでは実際の雰囲気はわからない。

時間があるならまずは候補にあがった街を訪れ実際に歩いてみよう。

都内に住んでいる人なら都内からのアクセス時間も体験できるはずだ。

歩いてみると、思っていたより落ち着いた街だとか、なんか陰鬱な感じがするとか、行ってみなければわからないことがたくさんわかる。

住む地域はこうやって決めた方が間違いがおこりにくい。

まずは行ってみると色々なことがわかるね

まとめ

記事を執筆してみてびっくりしたのが、デメリットの項の少なさだ。

あと2つ3つは欲しいなと探してみたが見当たらない。

満員電車や治安の面も書こうかと思ったが、よく考えれば東京の方が悪いことに気づいた。

東京に住むことが目的の人は東京に住めばいいと思う。

だが東京で働くことが目的の人、東京で遊ぶことが目的の人ならば、住む場所まで東京に限定する必要はまったくない。

もちろん埼玉でなく神奈川、千葉でも構わないと思う。

ぜひ視野を広げて、人生を快適に暮らすための選択肢を増やしてほしいと思う。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事