いよいよ連盟にドキドキ加入!スマホゲーム天地の如くの思い出その2

前回の続き

「うちの連盟に入りませんか?」

という画面に現れたメッセージ。

このゲームのわけの分からなさと突然自分を襲うアラームの恐怖に、僕は「参加する」ボタンを押していました。

いよいよ連盟にドキドキ加入!スマホゲーム天地の如くの思い出その2

連盟ケツロ

天地の如くの画像

これで僕は「連盟」という、いわゆるギルドに属することになりました。

天地の如くでは基本的にこの「連盟」に入り、「連盟」という国家同士で争います。

ソロプレイもできなくはないのですが、まあ確実に狩られる運命になるので早いうちにどこかの連盟に入るのが得策でしょう。

しかし僕はこういったネットゲーム自体が初めて。

とりあえず入ったものの様子を伺うことにしました。

僕が入ったのは「ケツロ」(仮名)という連盟です。

画面には「ケツロ」のメンバーだけが見ることができるチャットが表示され、なにやら会話が行われています。

といっても主にお姉口調のリーダーが独り言のように指示やアドバイスをだしているだけでした。

僕はネットゲーム上でしゃべる気なんかなかったので静観を決め込みました。

メニュー画面の中では、他のメンバーが確認できるようになっています。

戦闘力なんかもみれるのです。

のぞいてみるとみんな強い。

たしかリーダーは100万越えだったんじゃないかな。

これは「ケツロ」内では飛び抜けていたのですが、よくよく見てみると1人飛び抜けている人がいる。

その人はリーダーの100万をさらにこえていました。

僕なんかはその時点で10万くらいしかなかったと思うので、ひゃー、とんでもないところに来てしまったと思ったものです。

そんなことを考えているとリーダーからのチャットが更新されます。

「まだ領地外にいる人は「移城」を使って領地に飛んで来てね」

領地?

そんなのあるの?

調べてみると遠く離れた地に「ケツロ」という国の領地らしきものがあります。

おお!ここが母なる母国ですか!

見れば先ほどメニュー画面で確認したメンバーやリーダーの名前がついた城が、たくさんあるじゃないですか。

そこで先ほどのチャットを読み返してみます。

「まだ領地外にいる人は「移城」を使って領地に飛んで来てね」

「移城」を使って領地に飛んで来てね

ん?

この城とべるの!?

ってか移城って何?

とんだカルチャーショックです。

始まりの荒野から移動できるみたいです。

ハウルの動く城みたいに飛べるんでしょうか?

チャットで聞く……勇気はまだありません。

調べてみると移城の仕方みたいなものはわかりました。

しかし一体どこに飛べばいいんだ。

領地内のここはダメでしょうとかあるのかな……。

とドキドキしながら、邪魔になりそうにない隅っこを探して飛んでみることに決めました。

ケツロンの動く城

領地のタイルを選んで、いざ移城!

なんか短いけど派手な音楽が鳴って、一瞬で飛べました。

一応挨拶だけはしなければ……。

嫌われたらつるし首にされるかもしれないし(そんな機能はないけど実はそれに近いことはできます)

「こんにちはケツロンです。隅っこに引っ越してきました。よろしくお願いします」

初チャット……!

一体どうなるのかと眺めていると……!

「こんにちは! よろしくお願いします♪」

の雨あられ。

「よろしく! 分からないことあったらなんでも聞いてね」

とリーダー。

なんでしょうこの感じ。

あれ、画面がにじんでなんだか見れないや、って感じになりました。

蓋を開けてみればとても暖かい方々でした。

お姉口調のリーダー。

しっかりもので真面目そうな副リーダー。

優しいメンバー達。

なんだかこの人たちのお役にたちたい! と思って俄然やる気が湧いてきました。

よし、頑張って最強の戦士になってやる!

「まず、何をすればいいですか? 鉄砲玉でもなんでもやります!」

決意した僕は鼻息荒く聞きました。

しかしリーダーの答えは意外なものでした。

「このゲームは農民ゲーよ。だからまずは木と米を作りまくるの」

そう、ここから戦いの日々が始まると思った僕でしたが、待っていたのは農業に明け暮れる日々なのでした。

しかしこれが悪くない。

こうしてどんどん天地の如くの沼にハマっていきます……。

3に続きます

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