背中の画像

背中痛、本当に辛いよね

僕の背中痛歴

背中が痛いと本当につらい。
すぐ疲れるし、疲れると背中が痛くなる。
そして背中が痛いとものすごく疲れるという、とてもしんどい悪循環。
頑張りたいのに頑張れない。やる気を出したくてもやる気がでない。
座っていても立っていても寝転がってもつらくて、忘れられるのは夢の中だけ。
なのに背中が痛くて目が覚める。そして眠れない。
辛いよね。本当につらい。よくわかる。
仰向けよりうつ伏せが楽な人、うつ伏せして腕で体を持ち上げ海老反り状態になると気持ちいいという人は、きっと僕とおなじである。
調べても「腰」と「肩」の軽減方はたくさんでるが、背中はなかなか出てこない。
あったとしても腰のついでにちょろっとあったりするくらい。

「医者が勧める〇〇の改善方」とかのページは本当に役にたたない。
「運動とストレッチと食事と睡眠。あまりにひどい時は病院で診察を」
なんだこれは。
もっと具体的な方法を求めてるんだよこちらはよ。
ちなみにいくつも病院を周ったが、なにも解決しなかった。
ま、臓器の疾患が原因の場合はやばいので、病院に行くこと自体は大事だけどね。

僕はその背中痛と長年付き合ってきた。
色々な方法を検討し試してみて、最近ではこれをすればかなり軽減されるなというものがまとまってきた。
同じように悩んでいる人がいるなら、有益な情報になるといいなと思う。

其の1・CRAFTHOLICのLサイズの抱き枕

クッションの画像

CRAFTHOLIC(クラフトホリック)の抱き枕Lサイズ、僕はこれに出会い人生が変わった。
正直この記事は、こいつを紹介するために書いているといっても過言ではない。

原宿に店舗があったりするし、イオン等に入っている雑貨屋さんで売っていたりするので、見たことがある人も多いかもしれない。
うさぎやクマの形をしているのだが、彼らは皆CRAFT星に住む住民達らしい。
そして彼らに魅了されHOLIC、つまり中毒になるという意味でCRAFTHOLICという名前がつけられているらしいのだが、まさに僕は彼らの中毒になってしまった。

とはいえ彼らの可愛さに惚れたのではない。いや、たしかに可愛いのだがそこではない。

この抱き枕、背中に敷くクッションとして最高の性能を持っているのだ。
縦に長いため、力がいい感じに均等に分散されるからだろう。
こいつらを毎日これでもかと押しつぶしている。
なんならこれを書いている今も、僕の背中にはこいつらがいて、いつものようにむぎゅうと押しつぶされている。

僕はソファーに長い時間座っていられなかったのだが、彼らが家に来て以来、ソファーに座ることがとても快適になった。
別の場所に座る時は、必ずこいつを連れて行く。
男がノートパソコンと抱き枕をセットで持って移動する姿は滑稽だが、家の中なので構わない。

そして寝る時にもこいつを背中に敷く。
我が家には背もたれ用と睡眠用に2体のCRAFTHOLICがいるのだ。
背中痛に悩んだ僕はちょっと高めのベッドを買った。
それはもちろんよいものだったが、この抱き枕にはかなわない。

困ったのはCRAFTHOLICがなければ眠れない体になったことだろうか。
まさに中毒である。

試してみる方は、SサイズでもMサイズでもなくLサイズである。
画像でみただけでは分かりにくいので、しっかり確認してほしい。
クマの場合は40×95、ウサギは40×111のサイズだと思う。
今調べたらXXLというサイズもあったので、今度試してみようかと思う。

本当におすすめだよ!

其の2・DOCTOR AIR ストレッチロール

ストレッチ器具の画像

お次はこれ、DOCTOR AIRのストレッチロールである。
いくらクラフトホリックが優秀とはいえ、疲れた時にほぐしてくれるわけではない。
そこでこれなのだ。

ドクターエアは一時期話題になっていたし、家電量販店でも目立つところに置いていたりするので、知っている人も多いことだろう。
しかし意外に体験したことがない人は多いだろうと思う。
僕もその一人で、どうせ面白グッズの領域をでないだろうと思っていたが、友人の誕生日プレゼントを借りて使わせてもらった。

強烈である。

ここまで振動するかというくらい振動する。
気持ちいいスポットを見つけると、ありえないくらい変な声がでるほどだ。
もちろん振動の強さは選べるので、強すぎるという人は弱いモードを選べば良い(4段階)

効果は最高なのだが1つ注意点がある。
振動が凄まじいため集合住宅で使うには注意が必要なのだ。
床で使うのはちょっと難しいのではないかと思う。
僕はベッドの上、クラフトホリックの横で変声をあげている。
ワンルームかつ壁の薄い部屋の人は、ちょっと注意が必要だ。

ボール型のものもよい
肩甲骨あたりをピンポイントでグリグリほぐしたい人にはおすすめだ。
2サイズあるので好みのものを選ぼう。

其の3・La-VIE 指圧器 ツボ押し棒 「鬼の恩返し」

さて、僕が疲れるのは肩甲骨周りのツボより少し下なのだが、併せてこの辺もこってくるので、これがあるとだいぶ楽だ。
皆さん100均のものを使ってないだろうか?
こういうツボ押し棒は、素材の剛性、もしくは弾力がすごく重要だ。
100円で再現できるのは形状だけで、機能は全く別物といえる。

この鬼の恩返しはガチガチになった背中でも、ブレーカのごとく打ち破ってくれる。
だが痛い人も多いので人を選ぶかもしれない。
ハマる人は激ハマりするので、一度試してみてほしい。

アカイシ せなかんボー ブルー」も気に入っている。
こちらは鬼の恩返しと違い、柔らかめに作られている。
だが非常に反発力があり、ギューっと押し込むような感覚で使えて気持ちいい。
僕は二つの異なる使用感を、日によって気分とコリ具合で使い分けている。

其の4・デスクをスタンディングデスクに変える

スタンディングデスクの画像

僕はミュージシャンだが、仕事のほとんどをPCで行っている。
知らない人には意外かもしれないが、現代ミュージシャンの仕事のほとんどはPC入力作業である。
そしてこれが疲れる。とにかく疲れる。無数にある音達を一つずつ並べていき、イメージと違えばやり直す。そしてそれを繰り返すのだ。

慢性的な背中の痛みはこのPC作業に大きな要因がある気がした僕は、あることに気づく。
それはリビングのカウンターキッチンで作業すると、あまり疲れないということだ。
そしてその違いは何かといえば、立って作業しているということだった。

僕はこれを立ちパソと名付け、自宅の作業環境を全て立ち作業できるように切り替えた。
高さ調節可能なデスクに変えパソコンチェアも捨ててしまったのだ。
結果は大成功。背中が痛くて悶えながら仕事をすることもなくなった。

ただし足は疲れる。
だがそれは専用のマットを敷くことで解決した。あるとないとでこんなに違うものかとビックリする。
立ちパソを実践するなら絶対に用意したほうがいい。
とはいえ立って作業する以上、足が疲れることは疲れる。
背中より足が疲れる方がイヤという人にはおすすめしない。
背に足は変えられないという人は、導入は見送ったほうがいいかもしれない。

立ちパソは試そうと思えば誰でもすぐに試すことができる。
とにかく作業場の机を嵩上げしてモニターとキーボードの位置を上げればいいのだ。ノートパソコンの人はより簡単だ。
昇降化のデスクを買い設置して、パソコンチェアを捨て、マットを買ったあと、「やっぱり体にあいませんでした」となると労力と金の無駄すぎる。元のデスクまで捨ててしまっていたら目もあてられない。
必ず試してみてから導入するようにしよう。
雑誌でもなんでもいいから積み上げて、嵩上げすればよいのだ。(PCの転落には気をつけること)
その場合は数分試すのではなく、しっかり1日分の仕事量をこなすこと。
思った以上に足が疲れるからだ。
僕も最初は、こんなに足が疲れてこの先大丈夫かと不安になった。
だがそのへんは慣れが解決してくれた。
人によるので必ず試してみようね。

立って作業すると作業効率は確実によくなった。
足が疲れたら休憩するからそれまでは集中しよう、というふうに、しっかりメリハリをつけられる。
座っているより立っている方がカロリーを消費するので、ダイエット効果も多少ある。
そして意外だったのが、寝られなくなることが減った。健全な疲労感の中眠ることができるからだろう。

ま、一度試してみるといいんじゃないかな。
いろいろびっくりすると思うよ。

其の5・車に乗る人はMOGU バックサポーターエイトを試す

背中用のクッション

車の運転が嫌いだ。
理由は背中が疲れるから。
もうイライラして仕方ない。
乗らなきゃいいのだがそういうわけにもいかない。
そんな僕のような人はMOGU バックサポーターエイトを試すとよい。

CRAFTHOLICでもよいのだが、車に関しては車用に作られたこちらに分がある。(そもそもあれは本来抱き枕)
この八の字のヘンテコな形状によるものか、中のビーズによるものか、運転していてもまったく疲れない。
このカジュアルな形状のせいで効果のほどをナメくさっていたのだが、心を込めて謝罪する。MOGUさんあなたは素晴らしい。

IKSTARのランバーサポートもよい。僕はこちらも助手席に置いていて、長時間運転する時はMOGUと切り替えて使っている。いかにMOGUやIKSTARの背中クッションがよくても、ひとつだけでは同じ箇所を圧迫することになる。休憩所等で交換するとより楽ちんだろう。
それに助手席に置いておけば、友人や恋人が乗る時、その人達も快適だ。
他人の気遣いができる人として、評価もあがるだろう。
まあ、自分のためだけに置いているのだがそれは内緒である。

其の6・SwitchのFit Boxing(フィットボクシング)をプレイする

フィットネス用のゲームソフトの画像

背中や肩こりに効く運動としてボクササイズが挙げられる。
ダイエットにもいいし、これほど燃焼できるスポーツは中々お目にかかれない。
ただ通うにはハードルが高いという人もいるだろう。
そういう人には断然これはおすすめである。
かなりライトに背中の運動が可能なのだ。

ボクシングで背中の運動? 腕じゃないの? という人もいるだろう。
だが背中の筋肉はヒットマッスルと呼ばれている。日本語で分かりやすくいうと打撃筋というところか。
これらをナチュラルに鍛えられ背中の血流も良くなる。
基本的にパンチは上半身を捻って打つ回転運動の連続で、上半身のストレッチにもなるだろう。
きつくなく、自分のペースですすめていけるのがとてもよい。
腰に痛みを抱えている人は悪化する可能性があるので、無理は禁物だ。

Switchで有名なソフトとして「リングフィットアドベンチャー」がある。丸いハンドルのようなものを持ち、新垣結衣がCMしているといえば分かる人も多いだろう。
あれは素晴らしい商品だと思う。
任天堂の商品なのでライトな感じかと思い、軽い気持ちで挑戦すると泣きをみるほどにきついのだが、その分見返りは十分ある。
だが背中の調子を改善させてくれるわけではない。
とはいえ全身を鍛えたい人は取り入れてみるのもよいだろう。

まとめ

健康になった背中の画像

僕がやった、そして現在も続けていて効果があったのがこの6つだ。
7つにして「7選」にしたほうが収まりがよいのだが、効果のない情報をいれ水増しするようなことはしない。
とはいえ今後有効な方法が見つかったら、追記してシェアしていきたいと思っている。

整体等のマッサージもたしかに効果的だが、あなたは通い続けられるだろうか?
僕は無理だった。
だが整体がないとイライラする体になってしまった。
夜中にしんどくなった時、これではもうどうしようもない。
布団の中で悶えるのに疲れ、一度整体とは距離をおいている。

僕が紹介した方法は、家でいつでもできることばかりだ。
立ちパソなどは、環境と周りの理解があるのであれば、職場で取り入れてみるのもよいだろう。
車で退勤する場合はMOGUのクッションで痛みを軽減するとよい。
帰宅すればDOCTOR AIRのストレッチロール鬼の恩返しで疲れをほぐし、至福の時を過ごすとよい。
風呂に入る前にはFit Boxingで汗を流そう。
そしてCRAFTHOLICの抱き枕を、抱かずに背中で押し潰して眠るのだ。
これであなたの背中痛は、少しずつ軽減する可能性がある。

背中の痛みを忘れられるようになると、人生がとても快適になる。
ぜひ痛みやコリを取り除いて、ハッピーな生活を続けて欲しい。

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