SA-46の画像

ミニピアノを探しているならSA-46を検討してみるといい。

とにかく小さくて便利だからだ。

あまりに便利すぎて、僕はその兄弟分であるSA-76も買ってしまった。

使わない日はないともいえるほどだ。

プロギタリストからみた、このおもちゃともいえるミニキーボードの魅力を語っていきたいと思う。

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SA-46の画像

とにかく気軽に音が出ればいい人には最高

大きいキーボードとかは正直めんどくさい。

そのキーボードの所に行きそこにいなければ音を鳴らせない。

そういうのは本気で練習する時だけでいい。

で、本気で練習したい時などそうそうないのだ。

ポロンと鳴らしたいだけなのに、モノホンのピアノとかはいらないのである。

SA-46なら家中どこでも、なんなら外でだって音がだせる。それも一瞬でだ。

このメリットは計り知れない。

テレビを見ながら膝の上に置いてポロポロ弾けてしまうのだ。

幼稚園の先生なんかで「あーコード覚えんのダリい」ってな人は、アメトークでも観ながら手に覚えこましてしまえばいい。

低音が足りないという人はもう一回り大きいSA-76でも十分小さいので、そちらを使ってもいいだろう。

耳コピにもめっちゃ使える

耳コピしてますか?

ギタリストなんかは、単音は取れるけどコードをとるのが苦手という人は多いと思う。

そんな時はSA-46が大いに役立つ。

っていうかギターで現代音楽の音をとるのはちょっと無理がある。

単純なコードならわかりやすいが、そんなのはギターが無くても分かるだろう。

だが今の音楽はオンコードやテンションなんかが散りばめられている。

それをギター1本で聴音していくのはとてもしんどい。

特にギターはオンコードなんかが苦手なので、逆にオンコードやテンションが大得意なピアノでとったほうがしっくりくるだろう。

あと、重たく大きいギターで耳コピするのは非常に疲れる。

小さいSA-46なら身体的にも超楽だ。

もちろんギタリストじゃなくても役に立つ。

ピアニストがちょっと音をとりたい時、一瞬でお手軽にならせるキーボードがあれば楽ちんなのは言うまでもないだろう。

コードを覚えよう

僕は全然ピアノが弾けなかったし今も満足に弾けるとは言い難いが、コードだけはあらかた押さえられるようになった。

そしてそれは全部SA-46、ないしはSA-76で覚えたのだ。

テレビを観ながらポロポロ弾いているだけで、半年もすればコードは大体おさえられるようになるだろう。

とりあえずピアノで弾き語りしたいからコードを覚えたいという人には、うってつけだ。

耳を鍛えよう

前々項で触れたが、ギタリストはオンコード(分数コード)に弱い。

オンコードがでてくるとたちまちコードが分からなくなる人もいるだろう。

それはギターの構造上仕方がないともいえる。

まずおさえにくいからだ。

そして音の継続、サスティンに乏しい楽器だ。(歪ませれば伸びるがそんな状態でオンコードなど弾けばムチャクチャになる)

そしてギターはどうしてもコードフォームで覚えるため、今自分が何度と何度を弾いているかが明確でない人も多い。

ピアノでは正しく理解できるので、コードに対する感覚は絶対に向上する。

コードをとるのが苦手な人は、ぜひSA-46に限らず鍵盤に触れると良いだろう。

まあお手軽なのがSA-46ではあるのだが。

結構いろんな機能も付いている

SA-46

ピアノ以外にも、オルガン、ストリングス、ブラス、サックス、ベースなど100音色が変更可能だ。

多いと思うか少ないと思うかは人それぞれだが、僕は正直全然必要ない。

こんなチープな音で音色がたくさんあっても仕方がない。

ピアノとサスティンが継続するストリングスとオルガンがあれば十分だ。

5つドラムパッドがついていて、ドラム演奏も可能だ。いらんけど。

リズムパターンやソングバンクもついている。いらんけど。

メトロノーム機能は嬉しいし、ピアノとオルガンを一発で切り替えられる無駄に目立つボタンも中々便利だ。

最低一通りは揃っているというところだろうか。

SA-46の魅力はそこではないので僕にはどうでもいいのだが、嬉しい人には嬉しいだろう。

乾電池対応

これが最高。

もうね、アダプターなんかで使うのはSA-46の魅力を半減させているなあと思うよね。

いや別にいいんだけど、乾電池で使うことをおすすめする。併用はありかもしれない。

6分で自動的に電源をOFFする機能(オートパワーオフ)がついているので、うっかり消耗しすぎることもない。

買った人は、一回電池で使ってみてもらいたい。

ちなみに、トーンボタンを押しながら電源をいれるとオートパワーオフが解除される。

オートパワーオフがうざかった人はそうやって電源をいれるといいだろう。

うっかり電池全切れとかになるので、普通に使う人はやらないように。

音量、でかい

音は結構大きい。

もちろんこれでバンドリハなんか絶対ムリだが、全開で音を出すとかなり大きい音量でなってくれる。

家で使う分には全然オッケー。

僕は普段、ボリュームスライダーを半分もあげていない。

それで十分の音量を得ることができる。

SA-46より少し大きいミニキーボード、SA-76もいい

我が家には兄弟分であるSA-76もある。

こちらはSA-46より少し大きい。1オクターブ鍵盤が増え、44鍵あるからだ。

しかし小さくあることからは逸脱していないので、十分ミニキーボードとして機能する。

どうしても左手と右手がぶつかっちゃうという人にはこちらのほうがいいだろう。

究極のミニマムさを求めてSA-46にするか、それを少し犠牲にして演奏性の高いSA-76にするか、悩ましいところだ。

僕の様に両方手に入れるのも全然ありだろう。

どちらも大活躍している。

子供にもいい

キャラもののおもちゃキーボードなんかが売られているが、あんなものよりこちらの方が絶対いいだろう。

描かれているキャラには結局すぐ飽きるし、ボタンを押すだけで曲が流れるものもすぐ飽きてしまう。

このミニピアノを使って、例えばドレミだけで弾ける曲なんかを弾かせてみた方が楽しいことだろう。

鍵盤自体が小さいこともいい。

子供の手でもそれほど負担なく弾けるだろう。

まとめ

SA-46並びにSA-76は迷っているなら買っちゃいな、の最右翼だ。

とにかくいろんなことに便利で、本当に買ってよかったと思うものの一つだからだ。

しばらく音楽から離れていた人、また、何か音楽に触れてみたいなという人には、とてもいいものだと僕は思う。

そこからピアノにハマり、大きいキーボードやピアノでクラシックの曲が弾ける様になりました、なんていうのも全然夢じゃあないだろう。

是非あなたの人生に音楽を鳴らしてみてほしいと思う。

それでは、最高のピアノライフを!

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