あなたは必ず「ちょいモテ」にはなれる
目次
最大限の努力をしてから諦めよう
はじめに
あなたが自他共に認めるほどモテる人間なら、本記事を読む必要はないだろう。
だが、モテない、彼女がほしい、あんなヤツにも彼女がいるのになんで俺だけ……、とあなたが思っているならこの記事はきっとお役にたてるはずだ。
しかし非モテがモテるためには、甘くはない道のりがある。
かなり長い記事になると思う。
ブログ記事は長すぎずが良く、もし長くなるなら数回に分けるべきといわれている。
だがあえて分けることはしない。
長くともこの１記事を全て達成すれば必ずモテる、という記事にするつもりだ。
ただし爆発的にモテることはない
いきなり話の腰を折るようで申し訳ないが、これから先あなたが爆発的にモテることはないだろう。
なぜなら努力したらばそんなことが起こる人間は、どれほど気を使わなくてもすでにモテているのである。
あなたは石原○とみが少々残念な状態でも、一向に構わないだろう？
どんなに否定しても、女性もそれは同じである。
だがそれなりにモテることはそんなに難しいことではない
天性のモテ野郎には敵わない。それは仕方がないので諦めよう。
だがそれなりにモテることは十分可能だ。
なぜなら天性のモテ野郎は数が少ないのだ。そんなチート野郎は放っておいて、あなたはあなたが闘うべき相手をしっかり見据えた方がいい。
あなたが闘うべき相手はいわゆる普通の人たちである。
その人達の群れの中で輝けばあなたは「ちょいモテ」になれる。
「ちょいモテ」にさえなれば彼女を作ることは比較的簡単だ。
あまり褒められたことではないが、複数人と交際することもできるだろう。
もちろんモデル級の美女と付き合うのは難しいので、身の程は知ろう。
男の大半がロクに努力をしていない
上記の普通の人たちの多くが、それほど努力をしていない。
女性はすべからく皆切磋琢磨しているが、男はといえば馬鹿みたいに何もせず
「彼女ができません」
などとのたまっている。
あなたのライバルはそういう人達だ。
そしてあなたもそのうちの一人だ。
今はまだ。
コンプレックスのある人も多いだろう。僕ももちろんある。
だが戦場で裸でうろついている一般人になら、入念に武装さえすれば弱い自分でも勝てると思わないだろうか？
この記事はいわば最低限の武装の仕方のレクチャーである。
著者の体験
僕は過去あまりに外見のことに無頓着になっており、彼女が欲しいと思っても全く結果がでなかった。
そんな中友人に徹底的に暴言を吐かれアドバイスをもらい、泣きながら自らを改善したら、あっけないほど簡単に女性とおつきあいすることができた。
はっきりいって本記事は、ほとんどその受売りである。
過去の僕と同じく、意外に重要性を認識していない男性を街でよく見かける。
しかし彼らもモテたいかモテたくないでいえばモテたいはずだ。（すでにモテているなら申し訳ないが）
世の男性の力になれたら幸いである。
ここからは
さて早速モテ男子への道を歩いていこう。
気合を入れて書くので、挫けずついてきてほしい。
まず痩せる
んなこたあ分かっている、という人へ
まず痩せよう。（自分はすでに細マッチョだという人はこちら）
これを見てそっとページを閉じる人も少なくないだろう。
んなことはわかってるんだよ、と。
だがちょっと待って欲しい。
この記事を読んでいるということは、モテたいと思っているはずだ。
今日を自分と向き合う第一日目にしてほしいのだ。
もちろん病気や摂食障害を患っている人にはオススメしない。
だがそうでない人にはどうかもう少し読んで欲しい。
と言っても不愉快なことばかり言う。申し訳ない。
だが真実なのだからしかたない。
あなたが「失礼だ！」と憤っても世の中の女性はあなたを好きにはなってくれないのだ。
デブは絶対にもてない
デブ、ともう言ってしまう。ごめんなさい。
デブは絶対にモテない。
これはもう、地球は丸い形で自転して太陽の周りを廻っているくらいに世の心理だ。
モテたいなら、絶対に絶対に痩せるべきである。
「太っているかどうかは気にしないよ」
と多くの女性は言う。
その声にたいしてお前はどう思うのだと聞きたいことだろう。
答えよう。
それは嘘だ。
以上。
清潔なデブはいても清潔感のあるデブは存在しない
清潔なデブはいても清潔感のあるデブは存在しない。
清潔なデブはいても清潔感のあるデブは存在しない。
清潔なデブはいても清潔感のあるデブは存在しない。
何度でも言うし、念じてほしい。
あなたが１日3回風呂に入ろうが10回歯を磨こうが関係ない。
100度の高温で煮沸消毒しようが意味はない。
清潔であっても清潔感はないのだ。
この記事では清潔感という言葉は何度もでてくるしこれは何度もいうのだが、
「清潔感と清潔かどうかは全く別の話」
なのである。
これは男性全員が肝に命じなくてはならないポイントだ。
デブがワックスをつけても脂に見え、風呂に入ってないイケメンの脂はワックスに見えるのだ。
僕だってこんなことは許しがたい。
だがそれが現実なのだ。
でもいい女つれてるデブもいるよ
まだそんなことを言っているのか。
いいか、そんなデブはデブ会のトップオブトップである。
デブを覆しておつりがたんまりくるほどの武器がそのデブにはあるのだ。
そしてそれは十中八九「金」であろう。
あなたはデブをはねのけるほど資産があるのだろうか？
それであれば問題ない。無理に痩せる必要はない。
金の魅力で女性を惹きつけることは、なんら否定されることではないのだから。
だがそうなのか？
あなたはとんでもなく金持ちなのか？
違うだろう？
そうでないのなら、まず痩せよう。
どれくらい痩せればいいの？
あなたが肥満に属する人間であるのなら、ひとまず体脂肪２０%を目指そう。
あなたの非モテがデブに起因するものなら、それだけでモテる可能性はある。
そう考えれば痩せ型の非モテより、デブの非モテの方が未来があるともいえるだろう。
すでに２０%近辺、あるいはそれ以下の人は、１５%を目指すといい。
１５%以下からは細マッチョと呼ばれる体型になるからだ。
（あまり痩せすぎると風邪にかかりやすくなったりするので、それくらいでいいと思う）
そして現在、細マッチョは女子に最も好かれる体型と言われている。
たまに「私細マッチョきらーい」という逆張り女子がいるが、無視していい。
思い起こせば逆張り系の女子は変な子が多いからだ。
そして変な子のニーズに合わせる必要は特にない。
ゴリマッチョになってしまう太い筋肉をもつ人、細マッチョじゃないからと嘆く必要はない。
それはそれで需要があるし、贅肉さえ少なくすればよい。
羨ましがられこそすれ、悲嘆することはないのだ。
まあボディビルダーを目指すのでなければ、それ以上は鍛えすぎない方がいいかもしれない。
どうやって痩せればいいの？
これは長くなってしまうので短めにすますが、とにかくある程度の時間をかけてゆっくり痩せていった方がいい。
お前がデブデブいうからすぐ痩せたいのになんだよ、
という声が聞こえてくるが、急激に痩せることは独力では難しい。
１ヶ月１キロくらいのペースで痩せた方が結局は近道だといわれている。
それでは何年かかるかわからない、もしくは今すぐ痩せたいという人は、専門のトレーナーについてもらえるジムにいくことをお勧めする。
高いといわれるジムも多いが、ことモテに対するメリットを考えればそれほど高くはない費用だと、個人的には思っている。
基本的にはカロリーコントロールと運動だ。
「今」始めれば成功の瞬間はその分早く訪れる。
半年後に「あの時やってれば今頃は……」と後悔したくないのなら、始めるなら今とお伝えしたい。
失礼なことばかり言ってごめんなさい
ここまで、太っている人にたいしてあえて随分失礼なことを書いた。
本当に申し訳ないと思っている。
あくまでモテに関するあれこれを述べただけで、人格を否定するつもりは毛頭ない。
だが痩せるだけで変わることがとても多くある。
ボディはモテるためのベースとなる。
それにモテをおいておいたとしても、健康な体型を維持することは人生のベースにもなるはずだ。
とはいえ無理なダイエットは禁物だ。
健康に十分に留意して頑張って欲しい。
なめてはいけない男の肌ケア
肌が与える印象はとても大きい
あなたが細マッチョの体型を手に入れた、もしくは将来的に手に入れると決意したとして、次に、いや同時に意識すべきは肌である。
肌が与える印象はとても大きい。
そして肌が美しくない男性は、どう頑張っても清潔感はでない。
前の章でもしつこく言ったが、清潔感と清潔であるかどうかは似て非なるものなのだ。
肌ケアをしていない男は未だ多い
今や男も肌ケアをする時代といわれている。
だが昔に比べ多くなったというだけで、半数以上が何もしていないといわれている。
そしてぼくは、半数以上というこの数字、実際にはもっと少ないだろうとふんでいる。
こういうものはデータの集計の対象と場所があいまいなのだ。
実際街を歩いても服にすら気を使っていない男性がかなり多い。
彼らがスキンケアにまで気を使っているとはとても思えないのだ。
案の定彼らの肌はボロボロである。
そしてあなたも肌ケアをしていないなら、彼らと同じく美しくない肌をしているわけだ。
そのうえ自分が無頓着なものだから、その愚かさに気づけていない。
自分が意識するようになれば、何もケアしてない男性の肌が、いやでも目に飛び込んでくるだろう。
そして僕のこの腹立たしい言葉に感謝することだろうと思う。（僕は罵倒してくれた友人に今でも感謝している）
さらに考えてみてほしい。
そうした肌ケアをしていない男性が多い状態は、逆にチャンスなのだ。
あなたが軽く肌に気を使うだけで、彼ら無頓着な人間達をごぼう抜きにできるのだ。
女性からすれば羨ましい限りだろう。
なぜなら彼女達は、毎日限界まで顔の美しさに気を使うことで、やっとスタートラインに立てるのだから。
肌のケアなんて男のプライドが許さない
いやもう黙れお前。
そんなこと言っているからモテないのだ。
女性の半数は男に肌ケアをしてほしいと思っているのだ。
じゃあ半分はしなくていいと思っているのか？ いや違う。
もう半分は
肌ケアなんてしなくてもいいけど、肌の汚い男は近づいてこないでね
と思っているのだ。
イケメンであるほど肌のケアには気を使っている。
お前がやらなくていい理由など1ミリもない。
クレンジングをしよう ※パッチテストは必ずすること
クレンジング、やったことがない男性は多いのではないだろうか？
女性がメイクを落とすあれである。
母親や姉や妹もしくは彼女が、化粧を落とす為になにか使っていなかっただろうか？
女性からすれば当たり前のものでも、男ではまるで知らない者も多い。
クレンジングオイルや、クレンジングバームというものがメイク落としとして売られているのだ。
男性が普段使っている洗顔用石鹸は水性で皮脂や汗を落とすものだが、クレンジングは油性であり、メイク等の油汚れ、角栓や黒ずみをおとすものである。役割が少し違うのだ。
そして使い方も違う。
男性からすれば最初はびっくりなのだが、
手や顔を濡らさず、直接クレンジング剤を顔にぬりぬりするのだ。
そして少量の水を足し乳化させて汚れをおとす。
まあそのあたりは使用するクレンジングの裏に使用法が読んであるので詳しく読んでもらいたい。
女性用のものは男性の常識が通用しない。思い込みは捨てて慎重に使ってほしい。
そしてお肌のトラブルを避けるため、パッチテストは必ずしよう。
あと、姉ちゃんやかあちゃんのものは黙って使うなよ。
たかが洗剤に、びっくりするくらい金をかけている女性は多い。
上に書いた通り常識は通用しない。
必ず許可をもらうか、どうせ長く使うことになるのだ、ちゃんと買おう。
さて人生初のクレンジングをするという者も多いだろう。
であればやる前に洗面所の光をしっかり顔にあて、何十年かけて汚れてきた肌を観察しておこう。
クレンジングの威力を確かめられるはずだ。
あまりの効果に小躍りし、毎日やろうと思う人も多いと思う。
だが今までが汚れすぎていただけで、これからどんどん美しくなるというわけではない。
そして思っているよりも肌に負担をかけている。
3〜４日に1回、もしくは週1回くらいでもいいかもしれない。
とにかく肌ケアしていない人はまずはクレンジングしてみよう。
こんな自分でもキレイになれるんだ、と思えるようになり、真剣にお肌のケアに取り組めるようになるだろう。
化粧水&乳液は基本
僕は本当に後悔している。
化粧水と乳液でちゃんとケアしているかいないかでは大違いだからだ。
絶対に今すぐやったほうがいい。
面倒だと思う男性は多いと思うがすぐに慣れる。
逆に塗らないと気持ち悪くなるはずだ。
肌は外から栄養を吸収などしない、これらは無意味だという人がいるが、そういう人の肌を見てみよう。
きっとケアしようと思えるはずである。
タバコはやめる
タバコは肌に絶対よくない。
老化を促進しているのは間違いない。
それに臭い。
そもそも令和にもなってタバコを吸っているなどと、自分は時代遅れだとその煙と共に吹聴しているようなものである。
そのお金を肌ケアに使えばいいではないか。
おれは電子タバコだし関係ない？
バカか、そんなもん吸っていない者からすれば同じである。
茶色いうんこと焦げ茶色のうんこくらいの違いしかない。うんこはうんこである。
百害あって一利無し。
今すぐやめよう。
食事を見直しサプリを取り入れてみる
そこまでするの？ と思うようならあなたはまだ肌の大切さを理解していない。
それくらいはする
という感覚の方が正しい。
周りに女性がいたら聞いてみるといい。
彼女たちからすれば、そんなことは当たり前で、努力のうちに入らないのだ。
食事は前章の「痩せる」の項目にも共通する、重要な要素だ。
生きることは食べること。
ダブルで効果があると思えばやる気にもなるだろう。
さてここは肌の章。
肌のためには果物をしっかりとることをおすすめする。
野菜が不足しがちな人は多く、それはしっかりとってもらいたいが、果物もまた重要だ。
特にニキビ等に悩む人は普段から意識するといいだろう。
そしてサプリでさらに補強する。
継続して果物をとることは中々難しい。
サプリであればお手軽にミネラルやビタミンを補給できる。
効果はかなり高いが、それだけに頼るのはNGだ。
サプリはあくまで補助で基本は食事であることは肝に命じてほしい。
メンズメイクは男の武器
メンズメイクに抵抗のある人へ
おいお前、非モテのクセにまだグチグチ言ってるのか、とは言わない。
メンズメイクに抵抗のある人は多いだろう。気持ちは痛いほどわかる。
僕だってそうだった。
男がメイクなんて恥ずかしい、情けない、バレたらかっこ悪い、そういう風に思う人のほうが多いはずだ。
だが心配はいらない。
周りの人はそんなにあなたに興味がない。当たり前だが、人生基本自分が主役なのだ。
化粧しているのがバレても、「ふーん変なの、それより腹減ったな」くらいにしか考えはずだ。
それに存外バレはしない。
勇気をだして一度やってみればいい。
なに、あまりに変だったら前章で手に入れたであろうクレンジングで、メイクを落としてしまえばいい。
外出さえしなければ、何も問題はないはずだ。
今がチャンス
男もメイクをする時代に入った、といわれている。
だがこれも肌ケアとおなじく、実際にやっている人は少ない。
それも肌ケアに比べて圧倒的に少ない。
ではやらないのか？
違うだろう？
だからこそやるのである。
一応ではあるが男がメイクすることが認められており、だが実際にやっている人は少ない。
これをチャンスといわずになんだというのか。
抜きん出るチャンスである。
ぶくぶく太り、肌のケアもせず、もちろんメイクもしない男に、スラッと細マッチョになり美しい肌を持ち、さらにメイクで武装したあなたが負けるだろうか？
分からないだろうか？ 分からなければ上記の文を女性に置き換えてどちらが魅力的か考えてみればよい。
はっきりいって圧勝であろう。
１０年後にはメイクしなければ男も外を歩けない時代になっているかもしれない。
皆がやりはじめればアドバンテージは少なくなる。
今がチャンスなのだ。
テレビのアイドルもみんなやってるじゃん
テレビに出ているイケメンを見てみよう。
あんなイケメンなのにがっつりメイクをしているじゃないか。
「バカだなあテレビだからしているんだよ」だって？
バカはお前だ。
テレビにでているイケメンに近づこうと足掻かなくてどうするのだ。
お前も、テレビにでているアイドルや女優みたいなのと付き合いたいなあと思っているだろう？
そしてそれは無理だから、できるだけそこに近い女性と付き合えればなあと思っているだろう？
女性だって同じだ。男性アイドルをかっこいいと思い、ここまでとはいわないができるだけ近い人とつきあいたいと思っている。さらにお金持ちなら尚のことよしだ。
テレビの中のイケメンになるだけ寄せようと努力しない理由など、どこにもないのだ。
勿論足元にも及ばない。
だがそれでもいい。
今自分がいる位置より1ミリでも高みに行けるなら、挑戦せずにどうするのだ。
女性用は絶対使うな
クレンジングの項で述べたが、ここでもかあちゃんや姉ちゃんのメイク用具を使ってはならない。
勿論女性用のメイク用品は高価で、逆鱗に触れる可能性があるというのも理由の一つだが、それ以上に大事な点がある。
女性用のメイクと男性用のメイクでは、色がまったく違うのだ。
おそらく通常の女性用メイクでは真っ白になってしまうだろう。
おれは色白だから大丈夫、とかそういう問題ではない。
かなり間抜けなことになって、メイクなど一生やるかという気になる。
しっかり男性用で揃えよう。
迷わず男性用BBクリームを使おう
男性用のBBクリームというものが市販されている。
メンズメイクしろメンズメイクしろと半ば脅すように言ってきたが、正直これを塗っとくだけで大丈夫である。
BBクリームって何？ と思う人も多いだろう。
詳しく知る必要はあまりない。
簡単に言えば「肌が綺麗に見える日焼け止め」というところだ。
日焼け止め、下地、ファンデーションの機能があわさっており、カバー力に優れている。
まずはこれを塗るだけで劇的に変わる。
もうほんとうに変わる。
清潔感もイケメン度も確実に増す。
メイクをして外に出ることに抵抗があった人も、そのままちょっと出かけてみたくなるはずだ。
塗り方は簡単で、洗顔後化粧水と乳液で肌を整えた後、顔全体に塗るだけ。ほんとこれだけである。
出かける前に洗顔をしない人間はいない（やれよ）ので、そして洗顔したあとは必ず化粧水と乳液でケアするようになっているはず（やれよ）なので、つまりはまあ塗るだけなのだ。
時間にして５分とかからない。５分とかからずモテるようになるのだ。
何度も言うが、まずは家で試してみてほしい。
ものはあれこれ迷わず評判のいいものを使っておけば、まず間違いないし値段もそれほど高くない。
これを高いと言ったなら、女性に１時間は説教をくらうことだろう。
ステップアップしたいなら
もしBBクリームが気に入ったなら、コンシーラーも使ってみよう。
BBクリームだけではカバーできないニキビやシミを隠すのだ。
リップスティックのような形状のものが使いやすいだろう。
使い方は簡単、気になるところにチョンと塗り、指先でトントン叩いて塗っているところを目立たないようになじませるだけ。しっかりケアができている人なら、BBクリームとコンシーラーだけで見違えるほど美しい肌が誕生しているはずだろう。
更に上を求めるならパウダーを使おう。
テカリをおさえ、ファンデーションを馴染ませてくれる。
BBクリームを塗るとベタベタする、という人にもサラサラになるのでおすすめだ。
ここまでやると、テレビの中の俳優のような肌になれる人もいるだろう。
実際はプロのメイクが時間をかけて丁寧に行っておりレベルが違うのだが、テレビに出るならいざ知らず、実生活ではこれでも十分である。
眉は必ず手入れ
ぼうぼうの眉毛は、陰毛をさらけだしているようなもの、という意識を持つくらいで調度いい。
あなたの陰毛、いや、眉毛はどういう状態だろうか？
何も手入れしていないならかなり覆いしげった状態であろう。
まずはテレビを観てみればいい。
別にイケメンで売っているわけではないタレントも、皆眉毛だけは整っているはずだ。
眉毛は手入れしない限りは陰毛なのだ。
誰もが必ず手入れしなければいけないもの、という意識を持とう。
電動眉剃りと眉毛整えキットは必ず購入しよう。
これから半永久的に使用するものである。ちゃんといいものを買うべきだ。
電動眉剃りは顔の産毛処理にも使える。
試しに顔の半分、頬や目尻の下など普段処理したことのない箇所の産毛をそってみよう。
顔の半分が、幾分か明るくなった気がしないだろうか？
効果に納得したらもう半分もしっかり剃ろう。
眉毛整えキットに眉毛自体の整え方は詳しく載っている。それを参考にやっていこう。
コツとしては「少し整えたら鏡から離れて見てみる」を繰り返すことだ。
眉毛は一本抜くだけで随分変わる。カットに関しても同様だ。
少しずつ処理していくことが大事である。
慣れれば毎日のケアは大して時間がかからなくなってくる。
今日から練習していこう。
ちなみにこれらはBBクリーム等を塗る前に行う。間違えのないように。
軽く眉毛を描こう
ここまできたら眉毛も描こう。
とはいえ女性のようにしっかり描く必要はない。
今ある眉毛の薄い箇所や穴になっている少し足りないところを、補うイメージだ。
描く道具はアイブロウペンシル、アイブロウパウダー、アイブロウリキッドがある。
眉の状態や理想の眉の見せ方によってどれを選ぶかは様々だが、まずは1番簡単なペンシルから始めるといいだろう。
迷うならペンシルとパウダーが一体化している便利なものも売っている。それを買ってみて試してもよいだろう。
これも前項と同じく、少し描いては離れて見てみるを繰り返すと上手くいく。
自信がない人は風呂に入る前に練習してみるといいだろう。
髭は剃れ
あなたが何を考えて髭をはやしているのかは知らないが、何か特段の理由がないのならそったほうがいい。
もしあると主張する特段の理由が「髭があったほうがかっこいい」なら断言する、剃れ。
大人のファッション紙やネットショッピングのサイト上では、髭をはやしたかっこいい男がポーズをきめている。僕も彼らをかっこいいと思うし、髭にあこがれたりもする。
だが彼らは髭などなくてもきっと、いや確実にかっこいい。
髭が似合うのは髭がなくてもかっこいい男だけである。
Official髭男dismのメンバーでさえ誰も髭をはやしていないのだ。
だというのに、なぜあなたが似合いもしない髭を生やす理由があるのか、ちゃんと説明できるだろうか？
髭は清潔感を確実に失う。
そればかりではない。
清潔なデブはいても清潔感のあるデブは存在しない、と初項で述べたが髭は違うのだ。
なぜなら「清潔な髭も、清潔感のある髭も存在しない」からなのである。
髭というものは確実に清潔ではない。
食事をすれば汚れるし、汗や感知できない鼻水も確実につく。
そしてそれらはペーパーでぬぐったくらいでは取れはしない。
風呂に入るまで一日中、雑菌の餌を口周りにつけているのだ。
清潔ではないものに清潔感など感じない。
もう一度聞く。
あなたが髭を生やす理由はなにか？
答えられないなら、すぐにでも剃るべきである。
普段あまり髭を剃らないなら、肌を傷つけないよう慎重に。
体にあてる刃物は必ず清潔で安全なものにしたほうがよい。
そこに金を惜しむと後悔する。
間違っても１００均の安いT字剃刀など使わないこと。
顎の下や首の部分は見逃しがちだ。
男性は女性より背が高いことが多い。
つまり下から見上げられる形になる。
そのため下からのアングルには気をつけたほうがよい。
当たり前だが鼻毛など無様にさらさないように。
お肌は本当に大事
ここまで書いたことをしっかりやれば、確実に結果がでているはずだ。
お、おれって意外にイケメンかも、なんて思える人もいることだろう。
是非継続させてほしいと思う。
お肌は小さいことの積み重ねなのだ。
髪型は似合っていればなんでもいいのだが……
髪型の重要度は高い。だが前項、前々項のほうが重要なのは忘れずに。
この記事は重要度の高いものから先に書いている。
つまり髪の毛より体型とお肌の方が重要度は高い。
だが髪型はモテには外せないファクターだろう。
すでに理想の髪型を手に入れている人も、今一度チェックしてほしい。
一度、値段の高い美容院に行こう
髪の毛は毎日伸びてくる。
どんなにお洒落に無頓着な人でも数ヶ月に一度は散髪をするだろう。
そしてそれが髪のある限りは一生続く。
そのためなるべくお安い店を選んではいないだろうか？
そんな人は久しぶりに、もしくは初めて値段の高い美容院に行ってみよう。
といってもカットだけで万を超える美容院に行けというわけではない。
せいぜい5000円を越えれば十分である。
高くない、普通だよという声が聞こえてきそうだが、お洒落に無頓着な人は２０００円台のお安い美容院、もしくは1000円カットの散髪に行っているのがデフォなのだ。
セルフカットという強者もいれば、カットせず放置という仙人級も存在する。
安くても腕のいいところはあるんじゃないか？
そう疑問が浮かぶのは当然である。そして安くても腕のいい美容師はたくさんいる。
ではなぜある程度の値段のところに行くのか？
答えは時間だ。
一人にかけることができる時間が違うのだ。
カットで5000円を超える美容院は、一人につきだいたい１時間はかけてもらえる。
だが2000円や3000円でカットしているところでそんなに時間をかけていては赤字になる。
カットは時間をかけて丁寧に細かい仕事を施してもらった方が確実に仕上がりがいい。
毎回でなくていいので、何回かに一回は値の張るところへ行こう。
美容院に行ったら美容師さんと相談しよう。
美容師と話すのは僕もなんだか恥ずかしい。
自分をこういう風にかっこよくしてくれ、と他人に言うのは恥ずかしいものなのだ。
だが心配いらない。あちらは仕事で、しかもプロである。
そのうえこちらは数多いるただの客だ。開き直ってたくさん質問してみよう。
美容師さんも、無理に世間話を捻り出す必要なく得意な専門分野について話せるので、きっと歓迎されるはずである。
大体の髪の長さだけは決めておいて、あとは美容師さんのおすすめを聞いてみよう。
その際このワードだけは忘れずに伝える。
そう、「清潔感」である。
これだけ伝えればきっとおすすめをカタログで見せてくれるので、納得すればカットしてもらおう。
念のため「奇抜な髪型」は避けておいた方がいい。
あれらは選ばれし顔面と髪質をもったものしか似合わない。
美容師さんはきっと似合うと言ってくれる。
だが残念ながら似合わない。気をつけよう。
カットが終わったら整髪料をつけてもらおう。
普段自分でセットする方法を聞けば喜んで教えてくれる。そのまま整髪料のセールストークができるからだ。美容師さんにもノルマがあったりするから仕方がない。
それは「今日は大丈夫です」と断っていいのでセットの仕方だけ教わろう。
もちろん気に入ったなら買ってもよい。
髪型に関しては、似合っており、清潔感があり、奇抜でなければなんでもよい。
とくに清潔感には気をつけるように。
白髪
白髪ケア、しっかりできているだろうか？
せっかく清潔感に気をつけていても、一本白髪が光るだけで台無しになる。
３０代以降はもちろん、２０代でも気をつけよう。
これに関しては染めるほかない。
薄毛
こればかりは仕方がない。
だがどうしようもない、というわけではない。
というか絶対嫌かもしれないがこれしかない。
聞かずとももうわかっているだろう。
そう、スキンヘッドである。
薄毛は正直モテない。もう絶望的にモテない。
ここから脱出するには髪の毛を生やすか、スキンヘッドしかないのだ。
スキンヘッドは不思議な髪型である。いや髪がないのだからスタイルと言った方がいいだろうか。
何が不思議かというと、薄毛よりよっぽどツルッパゲなのに、ハゲを感じさせないのだ。
誰よりもハゲなのにハゲじゃない。
トンチのような髪型である。
例えばタレントの「あばれる君」、彼はどうみてもハゲだが僕は基本的に彼をハゲだと思わない。
だが、しばらく髪を剃らなかった時の彼を見たら強烈にハゲだった。（彼はかなりの薄毛）
おわかりだろうか？
木を隠すなら森の中、ハゲを隠すならハゲの中なのだ。
スキンヘッドは決してモテる髪型ではない。
だが薄毛でハゲ散らかすよりは確実にモテる。
ちなみに僕の周りのスキンヘッド野郎たちは、みんな可愛い彼女か奥さんがいる。
僕は幸いまだ決断せずに済んでいるが、少しでも薄毛になった瞬間潔く剃ろうと心に決めている。
幕間
随分長くなったがここまでくれば、あなたの首から上は中々イケていることだろう。引き続き頑張ってほしい。
服装
服は普通でよい。だが……
服は普通でいい。
変なヒラヒラやポケット、意味のないダメージ、ワンポイントの謎のチェック、フォーマルなジャケットにエルボーパッチ、股が異常に深いサルエルパンツ等々、世の中は変な服であふれている。
そして非モテは吸い寄せられるようにそれらを選ぶ。
スタンド使い同士なのかと錯覚するほどである。
イケメンしか似合わないと何度言ったらいいのだろうか。
まず頭に、普通の服を選ぶことを叩き込もう。
とはいえポロシャツやTシャツは避けたいところだ。
普通の服の代表ではあるが、あれは自力の違いがモロにでる。
特にポロシャツはかっこいい人間をかっこよく、ダサい人間をよりダサくする傾向にあり、身近に潜む悪魔のような服である。避けた方が無難だろう。
七分丈の服やアンクルパンツも避けた方がいい。最近流行りのビッグサイズのワイドTシャツも同様だ。
僕もかっこいいと思って着てみたことがあったが、スタイリッシュに見えるあれらを身にまとった非モテは非常に滑稽にうつるのだ。
オックスフォードシャツに統一
僕はもう服のことを考えるのが面倒くさくなって、着るものはオックスフォードシャツに統一した。
これを着ておけば間違いない。カジュアルな場所でもフォーマルな場所でもどこでもOKである。
夏は薄手のものを腕まくりすればOK、冬はそのままチェスターコートでも羽織ればOKなのだ。
前をあければカジュアルになるし、上からニットも着れる。まさに万能である。
そして細マッチョ状態の体型を手にしていたなら、非常にスタイリッシュに見えるはずだ。
それになにより1番大切な「清潔感」を身に纏える。
これほど隙のない服は他にない。
色はもちろん「白」が基本。これで文句を言う人はいないだろう。
白オックスフォードシャツが似合わない人はいない、といえるほどだからだ。
キメすぎないやらしさもない。
白い服に苦手意識をもっている人も、一度着てみるべきである。
変な服を着るよりよっぽどいい。
僕は白のオックスフォードシャツを常に五枚以上常備している。
毎日そればかりになっては流石にあれなので、多少色違いは持っておくべきだろう。
僕は深めの紺が好きなので持っているが、好きな色であればなんでもよい。
とにかく白を外さないことだけ約束してほしいと思う。（数も多く）
世間的には次いでサックスブルーが人気だそうだが、僕はあまり好きではない。
そして個人的には黒は難しいなあという印象だ。
色よりも気をつけて欲しいのが、変なガラがついていないかどうかだ。
襟やボタンの内側に謎のガラがついているものがあるが、それは避けよう。
そんなもので個性はでない。
なんなら何の変哲もないオックスフォードシャツを着続けるほうがよっぽど個性的である。
変な襟の形も同様だ。
あと、麻で作られたガーゼ生地のようなものも最初は難度が高いので避けよう。（かっこいいけどね）
そして「半袖オックス厳禁」である。
この期に及んで何を楽しようとしているのか。
腕まくりできるのがオックスフォードシャツの醍醐味である。
それを易々と放棄するなど考えられない。
なにより半袖のシャツはダサい。
この程度の我慢ができないならモテるのは諦めてほしい。
サイズには徹底的にこだわれ
前項で服は普通でいいと言った。
だがサイズには徹底的にこだわってほしい。
シルエットこそ大切である。
お洒落に無頓着な人は確実にここを外す。
試しに周りでダサいなと思う人を見てみるといい。
絶対に２サイズほど大きい服を着ているはずだ。
これではどんなブランドものを着たとしても、野暮ったく感じる。
自分の体に究極にフィットするものを選ぶと心に決め、そこだけは妥協しないように。
そこさえ外さなければ、ブランド品であるかどうかや値の高い低いはどうでもいい。
どうでもいいのだが、安いものは多少大きめにサイジングされていることが多い。
なぜかというと、多少大きい分には着れるのだが、小さければ着ることができない。
大は小を兼ねるというやつだ。
どんなに服に興味がない人も寸足らずのものは着ないので、国民全員がターゲットになっているような服は大きめのものが多いというわけなのだ。特に袖と身幅はゆとりをとってあるものが多い。
気にせずそういう服を着ていると、自然とゆったりしたものを着ることになってしまうのだ。
体にあった服を着るとかっこいい、というのは日本でも外国でも、古来から共通した美意識だと思う。
実は前述したゆったりした服を作っている大会社も、それは強く意識している。
それでは矛盾しているではないかと思うだろう？
そう、矛盾しているのである。
そういう会社が作るCMや店内のポスターをよく見てもらいたい。
モデルの体にぴったりフィットしているはずだ。
実はあれ、背中側は安全ピンや仮縫いの糸でいっぱいなのだ。
そうだ、企業側も体にフィットしたものがかっこいいと思っているというわけだ。
だがモデル用に違うサイズの特注服を用意すれば、商標掲示的にはまずいだろう。
そこでそういった措置がとられているのだ。
僕がオックスフォードシャツに「特化」したのはそのためだ。
どんな安い店にも高級店にも、白のオックスフォードシャツは置いてある。
あとはサイズのあうものを妥協することなく選べばいい。
また、比較的簡単にオーダーメイドできる点もよい。
一度自分の体にあったシャツを着れば、他の服は着れなくなるはずだ。
これは本当におすすめである。
ここまでまじめについてきてくれた読者は、きっとスリム体型を手に入れた、もしくは将来的に手に入れる予定だろう。
であれば普段の服からワンサイズ下を試着してみてほしい。
Lの人はM。Mの人はS。Sの人はXS、という具合だ。
XSは店舗に置いてなくても、メーカーに問い合わせれば存在する場合もある。
スマホで簡単に確認できるのでしっかり調べてみよう。
そして前述したオーダーメイドも選択肢にいれよう。
とはいえ骨格にあわないものを無理に着るのはよくない。
ピチピチを推奨しているわけではないので、勘違いしないでほしい。
ピチピチ、ムチムチはNGである。
体にぴったりあったものが至高であると言っているのだ。
スーツもおなじこと
それはスーツもおなじこと、というよりスーツこそ体にあっていた方がかっこいい。
そのあたりは、皆さんも知識として知っているだろう。
最近では安くオーダーメイドスーツを仕立てる店も増えている。
スーツこそが戦闘着という方は、一度検討してみてはいかがだろうか？
パンツは
パンツも考え方は基本的には同じだ。
清潔感があり、奇抜でなく、体にフィットしていること。
これを守れば問題ない。
白オックスフォードシャツにあわせるなら、黒のスリムなパンツがあればいいだろう。（ブラックジーンズ等）
スキニーパンツまでいくと人を選ぶ。体にフィットといってもピチピチには要注意だ。
デニム（ブルージーンズ）は最近難しい。
時代遅れでおじさんくさいと言われたり、ダサいの代名詞だったケミカルウォッシュが流行ったり、何が正解か分からないのが現状だ。
とにかくデニム＝絶対にかっこいいという時代は、とうの昔に終わっている。
そういった固定観念がある人は、そろそろデニムを卒業してもいいかもしれない。
仮にデニムを選んだとしても、色落ちしているものやダメージのついたものは絶対に避けること。
理由はもはや言うまでもないだろう。
あと短パン、アンクルパンツ等の、踵まで丈のないパンツはなしだ。
ま、黒の普通のパンツにしとけ、な？
靴
みんな見ている
靴を見ている女性は多い。
かつて僕はそれに懐疑的だった。
喋ってても靴なんて全然みてないじゃん、と。
だがそんなことはなかった。
靴に注力してみればわかる。
かなりの頻度で靴を褒められるようになるのだ。
そしてあなたも逆に、女性の靴を褒めれる人間になれる。
今までロクに靴を褒められてこなかったなら、あなたの靴選びは間違っているだろう。
頑張ってほしい。
スニーカーは避けよう
スニーカーはお洒落の代表アイテムだ。
コンバースのオールスター等は安いにも関わらず、雑誌等で見ない日はない。
一見それでOKに見えるのだがそうではない。
スニーカーは中々に難しい。
街に出てスニーカーを履いている人を見てみよう。すぐにたくさん見つかるはずだ。
どうだろう、あんまり綺麗じゃなくないかい？
僕は、スニーカーがかっこいいのは下ろし立て限定だと思っている。
上述したオールスターの白などは、あっという間に古い雑巾のような色になる。
多くのスニーカーがソール部分に「白」を採用しているが、これを美しく保つのは至難の技だ。
実際そんなことができている人間は、ほぼいないことが観察できるはずだ。
そしてこれら汚れが見えると、「スニーカー」は「運動靴」に成り下がってしまうのだ。
１０万近くするスニーカーをどや顔で履いていても、女性は汚い靴としか思わない。
残念だけどしょうがない。
スニーカー好きの男性は多い。コレクターも多いだろう。
そういう人には受け入れ難く怒りを感じるだろうが、一旦スニーカーのことは忘れてもらいたい。
Dr.Martensのブーツを履こう
Dr.Martensのブーツは、敬遠する人が一部いる。
理由の多くは「流行りすぎた」からではないだろうか？
であればそんなものは無視である。
そんなことを言うやつに限って、個性を出そうとして迷走してしまうやつが多い。
お前自体が何の個性もないペラペラ野郎のくせに何を言ってるのか、とブーツの踵で踏んづけてしまおう。
汚いスニーカーを履いているより１００倍マシだ。
３ホール、８ホール、１０ホール、１６ホールとラインナップは様々だが、３ホールを選ぼう。
それ以外は難易度が高い。やめなさい。
これではカジュアルすぎるという場合はMONOという真っ黒なタイプもある。
それなら仕事でも使えると思うが、それでも難しそうな場合はすでに革靴を持っているはずだ。
それが清潔感を感じさせる靴ならそれでよい。
ブーツもそのまま履いているだけだと汚れてしまうが、磨けば驚くほど美しくなる。
スニーカーではこうはいかない。
手入れはそれほど難しくないので、怠らないようにしよう。
Dr.Martensのブーツは、さすが流行っただけありフォルムが美しい。
最初は馴染むまで足が痛くて仕方ないかもしれないが、馴染めばブーツは自分の足の形になる。
そうなれば驚くほど履きやすいし、耐久性も高いので長く美しく履くことができる。
実はスニーカーを履き潰して買い換えるより経済的、といえるだろう。
身長を盛れる背高効果もある
低身長男子には嬉しい効果もある。
自然に身長が盛れるのだ。
身長を盛ることが目的のシークレットブーツを除けば、Dr.Martensのブーツはかなりソールが高い靴に分類される。
それでも十分なのだが、公式から発売されているインソールを入れれば更に盛れる。
トータル５センチほども身長を盛れるのだ。
１６５の人は１７０、１７０は１７５、１７５は１８０！（当たり前だが）
これはどんな人にもかなり魅力的ではないだろうか。
足の甲が窮屈になる可能性はあるが、インソール自体はそれほど高価ではないので、挑戦してみてもいいだろう。
なお、靴を脱ぐ居酒屋などでは当然その効果はなくなる。
だがヒールを履く女子も同じく低くなることが多いので、まあ気にすることはないかもしれない。
ロールアップ、くるぶし見せはやめとけ
Dr.Martensを購入すると、定番履きこなし例のパンツのロールアップや、ショートソックスを履いて、くるぶしを見せたくなるだろう。
だがこれらはやめといた方がいい。
非モテがやるには自殺行為といえるほど、難しいのだ。
試しに「Dr.Martens ロールアップ」で検索してみるといい。
驚くほどダサいコーディネート例が確認できるだろう。
なのにそのドヤ顔ときたら！
ほぼ確実に失敗するので、一旦やめておこう。
手入れは必須
手入れは必須、というと面倒臭いと思うだろう。
そんな人には、おめえの靴が臭えんだよ、と言いたくなる。
どんな靴でも本来手入れは必須なのだ。
Dr.Martensに限った話ではない。
ブラシは安く買えるので購入しよう。
あなたの汚い他の靴も綺麗になる。
クリームは、汚れ落としと保湿ワックスが一緒になった、混合タイプの物が楽でいい。
塗って布で拭き取るだけである。
何も革靴マニアになる必要はないのだ。
ほどほどのもの、楽なもので十分だ。
だが、せっかくならもう一歩踏み込んでみたい凝り性な方。
そういう人は鏡面磨きに挑戦してみよう。
専用のワックスを使って上手く磨けば（これはコツが必要）ブーツの爪先に顔がうつるほど美しく輝く。
これはこれで楽しいので、楽しみながらステップアップするのもありだと僕は思う。
但し夢中になりすぎて他のこと（体、肌、髪、服）を疎かにしないように。
Dr.Martens以外を選ぶなら
Dr.Martensが嫌い、ブーツはいや等々、どうしても受け入れられない人もいるだろう。
そんな人は、とにかく「清潔感」で選んだ方がいい。
そしてその「清潔感」が毎日持続可能かどうかを基準に選んでもらいたい。
間違っても爪先の異常に尖った靴は選ばないこと。
買えば「モテないという魔法」が使えるようになる。
アクセサリ
考え方
男はアクセサリなど基本つけない方がいい。
つけるかつけないかで迷ったら、外すことを選ぼう。
そして変なもの、キモいもの、意味不明なもの、いらないもの、男のこだわりのもの、はもう捨ててしまっていい。
無くて損することよりあって損することが多いもの、それが男のアクセサリなのだ。
時計
とはいえ腕時計はあった方が僕はいいと思っている。
清潔感のある服装に腕時計は非常に映える。
時間なんかスマホで見れるし、と言ってるやつ。お前はアホか。
いいか、
時計は時間を見るためのもんじゃあない、他人に見せるためにあるもんだ。
である。
なんなら動いていなくても構わないのだ。
さて、選び方だが、高いものを選ぶ必要はない。
２、３万の時計で十分だろう。
ポイントは「ガキっぽいもの、もしくはおっさんぽいものは避ける」だ。
G-shockやスポーツ系のものは子供っぽいし、メタルバンドのものは悪くはないのだがおじさんくさい。
黒か茶色の革バンドの、シンプルな時計が絶対に良い。
一時期流行った機械仕掛けっぽいものや、分厚いものは避け、サイズも大きすぎないものを選ぼう。
面白くないと思うかもしれないが、時計だけでなくトータルで見てみるようにしよう。
さりげにシンプルな腕時計はきっとあなたを輝かせるはずだ。
ネックレス
ネックレスは何をつければいい？
最適解はつけない、だ。
男のネックレスはあまり歓迎されないことが多い。
特に大きい十字架は避けよう。
小さいのならまだいいが、それはあなたが思っているよりだいぶ小さい十字架だろうと思う。
まあクロスに限らず大きいものはやめたほうがいい。
あまり目立たないものをつけるよう心がけよう。
もう一度いうが、最適解はつけない、である。
指輪
いらない。
ピアス
捨ててよい。
財布
ウォレットチェーンは絶対に止めよう。女性受けは死ぬほど悪い。
というか最近やっと本当に減った。
まだつけているなら絶滅危惧種である。危惧しているのはウォレットチェーン屋くらいだろうが。
そもそもウォレットチェーンとセットだった長財布も、もう少なくなってきた。
言うまでも無くキャッシュレス化の影響である。
時代は薄く小さいミニ財布、もしくはカードケース、いや、なんなら財布は持たないという人もでてきた。
この先免許証や保険証といったIDがデータ化しスマホに入れば（早くやれよな）、本当に財布は消滅していくだろう。
でどうしたらいいかというと、なんでもいい。
上記のチェーンや長財布、マジックテープ式などのありえない財布でなければ大丈夫だろう。
スマホで払うことも多く、出す機会も少なくなった。
財布よりも、キャッシュレス化に対応できていないことの方がダサいと思われるかもしれない。
鞄
「全て完璧にできました！ それでは出会いを求め旅立ちます！」
いや、まてお前。
なんだその背負っているものは。
頼むからリュックはやめろ。
これは謝らなければならないのだが、鞄における最適解を僕はまだみつけていない。
というのも、男の鞄というものは全てダサいと僕は思うのだ。
男はできる限り何も持たないほうがいい。
だがそういうわけにはいかない時もあるので、渋々レザーのトートバッグを持っている。
リュックも合わせ方によってはかっこいい。
ただ難しい。
僕も答えを持ち合わせなくて申し訳ないが、とりあえずリュックは避けておこう。
清潔について
清潔
清潔と清潔感は違う、と散々言ってきた。
そして清潔感こそ大事なのだと。
だがそれは清潔でなくてよい、という意味ではない。
むしろなくてはならない。
っていうかモテるとか置いといて、人として当たり前でしょ。
一つずつチェックしていこう。
服
穴が開くまで着る人、えらいけどダメだよ。
その服は多分臭い。
洗濯してるって？
だめだめ、菌というものは繁殖したら洗濯だけでは死滅しない。
ある程度着たら処分して、新しいものを買おう。
下着ももちろんね。
体臭で困ってる人も、これで少し改善されることがあると聞く。
あと酸素系漂白剤を使いましょう。
だいぶ清潔になるはずだ。
それでも臭くなる人は、洗濯物を干すハンガーを見直そう。
伸縮機能を持つハンガーで干せば、雑菌の生じやすい脇の部分が生乾きになりにくい。
とても便利なので、知らなかった人は試してみよう。
あと当たり前だけど、シャツに食べこぼしのシミなどつけないように。
とれない場合は捨てよう、マジで。
白いものは、他の色物とは別洗いということも徹底するように。
靴と足
Dr.Martensは何年も履ける。
履けはするが臭くなったDr.Martensはもう寿命である。
それが３ヶ月なのか３年なのかは関係ない。
臭いに汚染されたら救出する術はないのだ。
予防するためには、まず靴は必ず２足用意して交互に履こう。
結局長持ちするので経済的だ。
そして湿気のない風通しの良い場所で保管する。
あとは服の項で書いた通り、靴下も清潔なものを履くようにしよう。（洗濯しているから大丈夫、ではない）
可能なら半日に一度取り換えるとよい。
インソールを入れているなら、ある程度履いたらそれを交換するのもよいだろう。
当たり前だが足の爪はしっかり切り、毎日しっかり洗おう。
足用洗剤や、足洗いマットも効果的だ。
あと意外に知られていないのが、足の角質をとることだ。
靴の中の雑菌は、足の角質を餌に増殖する。
その餌を無くしてしまうというわけだ。
風呂でしっかり角質をとりツルツルにしておくことで、靴の匂いトラブルはほとんど防げる。
知らなかった人はやってみるといい。
が、すでに繁殖している靴の匂いは消えないだろう。
同時に新しい靴をおろすことをお勧めする。
歯と口
歯ブラシは、持ってないなら電動のものに変えたほうが良いと思う。
それもなるだけよいモデルのものがよい。
ある時歯ブラシを変えたら、かかりつけの歯医者がとても褒めてくれた。
３千円のものと２万のものでは、さすがに大きな差があることを実感したものだ。
歯医者は虫歯がなくとも３〜４ヶ月に1度必ず行き、定期検診を受け、その際歯石をとってもらおう。
歯を健康に保っていると生涯の医療費が何百万、場合によっては一千万も安くなるという統計もでている。
モテた後にも人生は続くのだ、ケアはしっかりしておこう。
これで口臭がある人はかなり改善されるはずだ。
フロスをする習慣のない人は、この際やっておいたほうがいいと思う。
舌のケアも忘れずに。
舌磨き用の洗剤やブラシもあるので、やっておくとなおよいだろう。
ムダ毛
ムダ毛があることは不衛生とは言わないが、やはりなければない方がいい。
腕や胸元等、外から見える範囲はもさっとならないようにしよう。
今は男も脱毛する時代。
メンズ専用の脱毛サロンもあるため、気後れせず行ってみるといいだろう。
そして、鼻毛は絶対に出てはならない。
ただ、鼻毛はウイルス防止のためのフィルターともなる。あまり奥まで剃りすぎないように。
1番ムダなようで1番大切な毛、それが鼻毛である。まったくやっかいなものだ。
僕はパナソニックとフィリップスの物を併用している。
どちらもメリットがあるので2本使いがお勧めだ。
それほど重要な点なので、しっかりケアしよう。
爪
爪を見ている女性は多い。
そして爪の汚い男性はかなり多い。
爪はしっかり切っているだろうか？
そしてその爪は黒く汚れていないだろうか？
重要というか基本項目なので、これくらいはしっかりやっておこう。
体
しっかり洗うこと。
夏場もシャワーだけで済ませず、何日かに一回は湯船につかろう。
あと運動不足の人は体臭が発生しやすい。
適度に汗をかく習慣をつけよう。
デオドラント等も効果が高い。
無香料のものを選ぶことをお勧めする。
やってられるか、と思った人
この清潔の項目の中で一つでも、そんなことやってられるかと思った人、結構やばい。
そしてここでは言及していないやばい部分が、他にかなりあると思う。
自分は普通の人以下だと自覚したほうがいい。
これくらいは皆自然にやっているのだ。
そして「こんなん言われなくても、やって当たり前でしょ」と思った人、その通り。
そもそもわざわざ言及することではないのだ。
だが世の中には常識が通用しない人もいる。
やって当たり前と思った人は、とりあえずスタートラインに立てているだろう。
まとめ
長い旅だったと思うがこの記事はここまでだ。
本当にお疲れ様でした。
上から全てこなせば、確実にモテ度はアップしているはずだ。
頭の先から爪の先まで言及したのだ、絶対に変わっている。
だまされたと思って、いや、僕に一度だまされてみるといいだろう。
きっと世界が変わるはず。
女性に限らず男性も、磨けば必ず光るのだ。
ただ男性は美に対する知識に乏しく、思いつきで変な磨き方をするから悲惨なことになる。
金をかければOKと思い、変な服を買ったり、尖った靴を履いたり、変な髪型をしたり、そのくせ大事なスキンケアは謎のプライドで拒否したり、ウォレットチェーンとでかい十字架をつけてみたり、とにかく迷走しもてない螺旋をループすることになるのだ。
大切なことは、基本をしっかり見据えることだ。
脂肪を減らし、肌を綺麗にみせ、髪型を整え、フィットした普通の服と靴とアクセサリーを身につけ清潔であれば、誰でもそれなりに見れたものになる。
そしてそれが自然とできるようになった時、世の中にはいかに努力も何もしていない男が多いかということに気がつくだろう。
そして彼らは皆一様に「どうせおれなんかイケメンじゃないし、女はみんなイケメン好きだし」などと言っているのだ。
それは昨日までの僕でありあなたである。
我々はそんな自分と決別するのだ。
この記事冒頭で述べたとおり、劇的にモテることは難しい。
だが調子にのらず欲目を出さなければ、ちょいモテくらいにはなれるはずだ。
やってみてダメなら諦めればいい。
人生で一度だけ、頑張ってみるのも悪くないだろう。
ここまで読んでくれてありがとう。
あなたに可愛い彼女ができ、人生に光が射すことを切に願う。
