ドラマ半沢直樹の画像

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名言連発、半沢直樹はやはり面白い。もはやスーパー歌舞伎

まさかのパワーアップ!

日曜ドラマ「半沢直樹2」が面白い。前作はもちろん面白かったが2は質が違う。

もう爆笑しながら観れるのだ。

あれ、半沢直樹ってこっちの面白さだっけ? と思いながら、5分に一度は笑わせにかかってくる。

日曜といえば「ごっつええ感じ」で大笑いしてたなという人は観てみるとよい。

令和の日曜は半沢直樹で笑うのだ。

もはや堺雅人と歌舞伎役者のおりなすスーパー歌舞伎プロレスである。

本記事ではそんな半沢直樹の笑いの源泉となっている、怪優人の名セリフについてまとめてみた。

名言の宝庫

よく笑ってしまわないな、という名言が、毎度いくつも飛び出す半沢直樹。

この世界にはソーシャルディスタンスの概念がなく、会話は鼻先1cmで行うのがマナーである。

それほど顔面を近づけあっての名言、名台詞を見ていこう。

「お し ま い DEATH……!」(第2話・大和田)

第2話、香川照之演じる大和田と半沢は、前シーズン最終話の土下座以来の対面を果たす。
この緊迫した空気のなか

「私はどんな手を使っても生き残る。だが君はもう、おしまいです。お し ま い DEATHっっっ!」

といいながら親指で首を掻き切るポーズを決める。
もう爆笑である。
あなたが遅めの晩ご飯を食べていたなら、まさに噴飯ものだっただろう。

このシーンは香川照之の思いつきだったとか。
現場はカットがかかると爆笑だったらしい。

「施されたら施し返す、恩返しですっっっっ!」(第1話・大和田)

この大和田のセリフを聞いた時、視聴者の誰もが半沢直樹2の成功を確信したのではないだろうか?

第一話でぶちこまれた、テレビ史に残る名言である。

中野渡頭取も「何いってんだこいつ、やっば……」と思ったことだろう。

もちろんこれは主役半沢直樹の名言、「やられたらやり返す、倍返しだっっ」のオマージュである。

原作では、この続編に当たる部分には大和田は登場しないのだが、やはりこの男がいないとドラマ半沢直樹は始まらない。大和田屋っ、と叫びたくなるほど素晴らしいセリフだ。

「んん゛っっっ、ぐふうっっ、くっ……、まごとにィィィィィ……、あ゛い゛ィィィイイ゛イ゛イ゛イ゛〜、すいィィイイ゛ま、せん゛ん゛、でssssssしー……たぁぁぁぁぁあ゛あ゛あ゛っっっっっ!」(第4話・伊佐山)

香川照之のいとこ市川猿之助演じる伊佐山も負けてはいない。

半沢と大和田という夢のタッグに遂に追い詰められた伊佐山は、役員万座の前にて謝罪を強要される。

「んん゛っっっ、ぐふうっっ、くっ……、まごとにィィィィィ……、あ゛い゛ィィィイイ゛イ゛イ゛イ゛〜、すいィィイイ゛ま、せん゛ん゛、でssssssしー……たぁぁぁぁぁあ゛あ゛あ゛っっっっっ!」

この書き方、誇張していると思うだろうか?
なるほど観ていない方はきっとそう思うだろう。

だが僕はこの謝罪動画を50回は再生しながら、一字一句漏らさぬように書いている。
本当にこのいかれたセリフを言っているのだ。

そしてそこで大和田の瞳から一筋の涙。伊佐山の間違いではない。
嬉々として見ていたはずの大和田が、笑顔のまま涙をこぼすのだ。

まったく最高の銀行である。
だが僕ならこの銀行に預金はしない。

「土下座野郎」(第4話・伊佐山)

時間軸が前後して申し訳ないのだが、上記の伊佐山の謝罪の前、伊佐山が大和田に言い放ったセリフである。

あの衝撃謝罪がなければ、こちらがトレンドになっていたはずである。

あれほど尻尾を振っていた上司に、もうほとんどヤクザトーンでのこのセリフを言うのだ。
あのシーズン1最終回での土下座は、おそらく大和田の人生で1番の傷口である。
受ける大和田の表情もまた見事だった。

「詫びろおおお。わ〜び〜ろ〜わ〜び〜ろ〜詫びろ詫びろ詫びろお!フオオ詫びろ半沢ああっっっ!」(第2話・伊佐山)

またも伊佐山。

半沢に謝罪を迫るヤーさんのセリフだ。

ちなみにこのセリフの前に口パクで詫びろと言い、そのあとニタリと「聞こえない?」と問いかけるという演出があるのだが、それも見事だ。

よく考えつくよなと関心してしまう。

「あなたからは腐った肉の臭いがする。膿んでただれた肉の臭いです」(第5話・半沢)

もちろん主役の半沢も負けていない。

前シーズンはこんなヤクザみたいな感じだったかと思うくらい、ハッスルしまくっている。

前回第5話も弾けまくりだったが、中でも秀逸だったのがこのセリフだ。

「あなたからは腐った肉の臭いがする。膿んでただれた肉の臭いです」

フリーザでも言わんぞこんなこと、というセリフをいってのける主役半沢、さすがである。

合間のCMも堺雅人。

美味しそうに、焼いた肉をかぶりつくっっ!

トイレっっっ!(第6話・黒崎)

黒崎は正直反則である。
なぜなら何をしても何を喋っても、全てが面白いからだ。
なんて稀有な人材なことか。

「覚悟なさい!」と机を叩き立ち上がった後言うセリフ。それが

トイレっっっ!

である。
もうこれは日本では定番になるだろう。
明日会社に行ったら試してみてはどうだろう。

銀・行・沈・没っ! 頭取も・沈・ヴォォツっ!!(第6話・大和田)

見事なまでのVの発音だ。
録画をスローでみたら、完全に下唇を噛んでいる。

間違いなく確信犯なこのセリフ。
しかし笑わずにはいられない。

明日から英語の先生は、Vの発音の見本として大和田を使おう。

「さあ、さあ、さあ、さあ、さあ、さあ、さあ、さあ、さささあ〜〜あさあさあさあ!」(第7話・半沢&大和田)

半沢と大和田が共同戦線をはり、曽根崎に迫る。

こんなに笑える、いや恐ろしい構図があるものだろうか?

このネタで来年M1にでたら優勝は確実だ。

シメは「おしまいDeath」で1000万円だろう。

曽根崎役の佃さんは前回特に話題になった。

香川さんが「長い撮影一度もミスがなかった」と添えたことで大いに株をあげたのだ。

新たなバイプレーヤーの誕生と、今回の再登場に喜んだ人も多かったはずだ。

「です!ですですっ!ですっっ!」(第7話・大和田)

半沢に念をおす大和田。

で、絶対にいらないこのセリフ。

もう大和田をどうしたいのかわからないが、愛しくてたまらないのは視聴者共通の意見だろう。

これもアドリブなんだろうか(^_^;)

「二度と私に逆らうんじゃないよおおおお!!!」(第7話・箕部)

これは面白いとかじゃない。

ほんとに迫力が凄まじかった。

柄本明の役者力に、日本中が恐れおののいたのではなかろうか。

絶対に敵わないと思わせてくれるラスボス。

素晴らしい。

ところで彼女、なんか逆らったっけ?

他にもたくさんあるが、きりがない

特に特に特に目立ったものを挙げたが、他にも素晴らしい名言がたくさんある。

もうほんとにきりがないほど。

これからもインパクトの強いものは追記していくので、楽しみにしていてほしい。

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