
映画好きなら誰もが観る名作「E.T.」
だがなんとなくズルズルズルズル観る機会を逃してきた人、意外にいるんじゃないだろうか?
この僕もそんな人間の一人。
だがテレビ欄で「E.T.」が放送されるのを発見して、ふと思った。
全く観たくはないのだが、2020年、「E.T.」未見の僕が今観てみたら、一体どう感じるんだろう、と。
そんなプチ人体実験のような感覚で視聴してみた。
目次
今更映画「E.T.」を初めて観た。2020年の感覚で感じたこと。
めっちゃ面白い
やっぱ売れる映画は違うわ。
もう「E.T.」めっちゃおもろいもん。
「E.T.」を誰も観たことがない世界線に飛んで、魅力を語り回したくなるほど面白かった。
放送時間の21時は、睡魔に襲われていて沈没しかけていたのだが、まさに目が覚めるほどの面白さだった。
ストーリーはめっちゃ普通
当時は斬新なストーリーだったのだろうか?
わからないが、めっちゃ普通。説明に3行もいらないくらい。
当ブログはいかな40年前の作品とはいえ絶対にネタバレはしないので内容には触れられないが、超普通なストーリーなのに超おもしろい。
っていうか映画のストーリーなんてこんくらいでちょうどいいよなあ、と再確認した。
懐古厨・思い出補正・そんなものはない
古い映画を褒めると、懐古厨とか思い出補正だとかいわれるものだが、それはない。
僕は全く「E.T.」に触れてこなかったし、あの時代のアメリカの感じも懐かしくもなんともない。
はっきりいって全く期待せずに視聴したが、めちゃくちゃ面白かった。
80年代の映画はやはり強い
1980年代の映画は訳のわからない面白さがある。
バックっトゥーザフューチャーやスターウォーズなんかがそれの権化のようなものだろう。
あのずーっと面白い感じはなんなんだろう。いったいどこからくるんだろう。
そして「あの感じ」をもつ映画が最近少ないのは何故なんだろう。
絵はどんどん綺麗になるのに逆に嘘臭くなるのはなんでなんだろう。
ともかく、チェックし忘れた名作を観るのはよいことだと、再確認した。
「E.T.」トリビア
ささやかなトリビアを。
M&M'sはチョコレートの使用を断り、代わりに使われたハーシー社のチョコが大ヒット
劇中で使われたチョコレート。M&M'sは宇宙人の出る映画と聞いて断ってしまった。代わりに使われたハーシー社のチョコが大ヒットし、M&M'sの担当者はクビになったとか。
空飛ぶ自転車は日本国大阪製
ポスターに映る空飛ぶ自転車。映画史を代表する印象的なシーンだが、このチャリンコなんと日本製。
それも大阪市東成区、つまりコテコテのナニワ製なのだ。かなり誇らしいことではないか。
当初はホラー路線予定
最初は宇宙人が農家を恐怖に陥れるという、ホラーな路線だったのだが、モデルとなる事件の当事者が映画にするなら訴えると主張したため断念。子供向けにシフトしたとのこと。
まとめ
いや〜面白かった。
今更何を言ってんだという感じかもしれないが、観てない人は是非みて欲しい。
僕はあまり繰り返し同じ映画を観ないほうだが、これはまた近いうちに観たいなあと思う。
というわけで「E.T.」、おすすめ映画である(笑)
それでは、最高の映画ライフを!