
リバーブは難しい。
DAW付属のリバーブではわざとらしすぎて、
リバーブ探しの泥沼にハマる人が多い。
そんな人は今日紹介するValhalla VintageVerbを使ってみてほしい。
僕はほとんどこれしか刺さなくなったぞ。
valhalla DSPのサイトはこちら↓
https://valhalladsp.com/shop/reverb/valhalla-vintage-verb/
目次
DTMおすすめプラグイン/ReverbリバーブはValhalla VintageVerbが最強
Valhalla VintageVerb
まず魅力的なのがその音だ。
リバーブはいかに「リバーブかかってまっせ〜感」を無くすかがキモなのだが、Valhalla VintageVerbは実に自然にスーっとした伸びを与えてくれる。
簡単にいえば気持ちいいのだ。
使っていて気持ちいいリバーブは、聴き手も気持ちいい。
演算がどうのこうの、シミュレートがどうのこうのじゃなく、気持ちいい以上に優先されることはない。
3種のモードチェンジ



Valhalla VintageVerbには3種類のモードが用意されている。
1970年代、1980年代、現代と分けられているが、
別に70年代を選んでも古臭くなるわけでもないし、
Nowを選んでも殊更現代っぽくなるわけでもない。
もうこれはお好みで使い分けるしかないだろう。
どれも気持ちよくかかるので、嬉しい悩みといえる。
パラメーターも必要最小限

リバーブのパラメーターって、無駄にわかりにくい。
いじってる時間が無駄なものも、ハッキリいって多い。
Valhalla VintageVerbはほんとに必要最低限しか変更できるパラメーターがないので、わかりやすくよい音がでるのがいい。
軽い
DAWで使用するプラグインで、cpu負荷が低いことはとても重要だ。
とりわけリバーブ系は重い。
激重といっていい。
だがValhalla VintageVerbはどういうわけかめちゃくちゃ軽い。
音がいいのに不思議だ。
まあ良いことなので、問題ない。
トラックに直挿しできる
リバーブをトラックに直挿しする人は少ないと思う。
やってはいけません、と習った人もいるだろう。
バスで送って使用するのがセオリーだ。
だが海外EDMのトラックメーカーからすると、このトラックに直挿しが普通に行われている。
多分そんなセオリーなど知らずにボカボカさしていった、
若い世代の台頭により広まったのだろう。
Bus送りすら知らない可能性もある。
信じられないかもしれないが、
EDM系のトラックメーカーの作り方をみると、
めちゃくちゃテキトーな時もある。
だがかっこいい。
彼らは打ち込みでロックしているのだ。
は?直接インサートするけど、何が悪いの?
といったところだろう。
CPUは進化しているし、
Valhalla VintageVerbは軽い。
ガンガンさしていけるのが理由だと思う。
で、安い
為替で多少変動するが、約5000円だ。
このクオリティのリバーブで、
これは破格といえる。
まあ無料体験版があるので、
それを試してみるといいだろう。
ちなみにこのメーカー、一切値引きをしないので、
ブラックフライデーを待ったりしても多分ムダだ。
よいと思えば購入するといいだろう。
有名なリバーブプラグイン、2C AUDIO B2とBreeze
2C AUDIOから発売されている、 B2とBreeze。
有名なこの二つのリバーブは確かによい。
が、重くて高い。
特にB2。
バスに1つ立ち上げるのが限界だ。
それでマシンは悲鳴をあげるし、バウンススピードは等倍にまで落ちる。
僕は両方持っているが、ほとんど使わなくなった。(breezeは比較的軽いが)
B2が249.95$
Breezeは149.95$
ま、こちらも試してみるのもいいだろう。
これはセールを狙った方がいい。
結構下がるぞ!
アレンジ/音数を少なくしてリバーブをかけよう
最近の洋楽は音数が少ないものも多い。
キックとシンセ2本くらい、みたいなのも平気である。
それだけではさみしいと思ったら、
がっつりリバーブをかけてみよう。
きっと立体感がでてかっこよくなる。
リバーブが古臭いとかいう感覚は過去の話。
がんがん使っていっていいと思う。
リバーブ音も編曲の範疇だ。
まとめ
プラグインは必要最小限でいいと思う。
結局使わないものをためるなら、
使うものだけ手元においておこう。
まずは体験版でお試しを。
イマイチだったら買わなければいいのだ。
それでは、最高のリバーブライフを!