【アルバイト】コンビニで働くということ。楽?しんどい?ためになる?恋愛は?

「コンビニでバイト」

これを聞いて皆さんは
どんなイメージを思い浮かべるだろうか?

多分だけれど、
あまりポジティブな言葉はでてこないと思う。

だけど得られるものは意外なほどたくさんある。

僕は高校を出たあと、
しばらくコンビニでアルバイトをしていた。

今思えば、
コンビニで働いておいてよかったと、本当に思う。

今日はちょっと、
そんなコンビニのあれこれをお話したいと思う。

コンビニで働くということ

コンビニバイトは楽、というのは間違い

コンビニバイトは楽だと思ったら大間違いだ。

常にやることはあるし、
忙しく働きまわらなければならない。

時には重い荷物を持つこともあるし、
僕は冷蔵庫の補充時にぎっくり腰になったこともある。

覚えることもめちゃくちゃ多いし、
こちらに何の非がなくても罵声を浴びせられたりする。

おまけに給料も安い。

なんかいいとこないな、、、。

まあとりあえず、楽ではない。

結構ハードな職種なのだ。

いろーんな人が来る

本当にいろんな人がくる。

子供、学生、大人、老人全年齢層が来店する。

お金のない人も、お金持ちも来る。

ホームレスもくればヤクザも来る。

これはとてもとても勉強になった。

様々な人と触れ合う機会というものは、
とても貴重なものだ。

いい人もいれば、最悪な人間もいる。

どういう風に考えるかはその人次第だが、
若者の社会勉強としては悪くなかったと思う。

優しい常連客と世間話をするのは楽しかったな。

やることはと〜っても多い

コンビニというのは、本当にいろんなことを覚えて、
いろんなことをこなしていかなくてはならない。

レジ打ちだけやっていればいいと思うのは、
完全に間違いだ。

フードの調理とその清掃だけでも意外と大変だ。

什器を洗うだけでも結構時間がかかるし、
フライヤーの油はちゃんと処理して、
定期的に変えなければならない。

弁当屋パンといった日販はただ並べるだけではなく、
しっかり検品しなければならないし、
それは他の全ての商品も同様だ。
終えればバックヤードのPCで、処理しなくてはならない。
賞味期限切れの廃棄品も、ただ捨てるだけではダメで、
もちろんきちんと処理をする。

宅急便も扱っていれば、サイズと重さを測り、
宅配の処理をしなくてはならない。
こちらは専門家ではないので細かいことはわからないのだが、
そんな言い訳は相手には通用しない。
受付けているならプロであれ、ということだ。
まあでも無理なので、変な宅配物もってこられて困ることがよくあった。
レジも1つ埋まるし、客もたまる。
イヤだったなあ。

切手やゴミ処理券なんかもおいている。
このサイズの封筒はいくらの切手?とかも平気で聞かれる。

年賀状やケーキの受付なんかもやる。
喪中はがきもコンビニで作れる。
どれも処理をミスったらえらいことになる。
でも毎回フォーマットが変わるので、ミスはおこる。
喪中はがきなんか、謝りようがない。

今はどうか知らないが、
当時はコンビニで株券を買えることになって大騒ぎになった。
株の電子化前のことだったと思う。

コンサートチケットも買えるし投資もできる。
航空券やバスもとれたはずだ。
原付の自賠責保険の加入もできてしまう。
基本的には端末で操作してもらうのだが、十中八九質問される。
一緒に端末の前でうんうん唸らなければならない。

ATMでのトラブルや質問も多い。
ちょっとこちらでは分かりかねますと伝えても、
置いてある以上お前が責任をもてと平気で言ってくる。
わかるわけがない。

なぜか拡大コピーしたいおばさんも多い。
お気に召すサイズに一発で出力するのは結構難しい。

冷蔵庫の補充は重労働&極寒だ。
僕はこれでぎっくり腰になった。
時間帯によってはやらないですむかもしれない。

床の清掃も結構大変で、マニュアルにそって磨き上げる。
しかしピカピカになった床も、ほんの数時間で汚れてしまう。
雨などふったなら一瞬である。

雑誌もしっかり管理する。
売れずに返品期限がきたものは、
回収して送らなければならない。
そして大量の雑誌を毎日並べる。
立ち読み客に荒らされるのは、ほんと腹がたった。

日販の発注なんかも任されるようになると大変だ。
いや、本来バイトに任せていいものではないのだが、
僕はやっていた。
廃棄がでないよう、
かといって品不足をおこさないよう
注文しなくてはならないのだ。

ゴミ箱のゴミ処理も仕事の一つだ。
燃えるゴミに空き缶が入っていると分別しなければならない。
袋の中に空き缶が入っていたので、開けて取り出そうとしたら、
うんこが入っていたことがある。
結構つらい仕事だった。

客同士のトラブルもある。

氷菓の兄ちゃんとヤンキーが揉めて仲裁に入ったこともあった。

ホームレスが近隣で何かして、関係ないのにこちらに苦情の電話が入ったこともある。

そしてそれらの合間にレジをうつ。
レジ打ちなど仕事のほんの一部分にすぎないのだ。

だけどそれがいいと思う

上記の通りやること、覚えることはとても多い。

だけどそれがいいと思う。

コンビニで働くのは様々なことを並行してこなす、いい練習になる。

社会に出れば持っていて当たり前の能力なので、
学生なんかにとてもおすすめだ。

だが、サボりは条件付きで可能!

僕は深夜勤務だったので、監視する人がいなかった。

もちろん仕事はしっかりやった。

ただめちゃくちゃ効率化して、3分の1の時間で終わるようにした。

浮いた時間は読書の時間である。

コンビニバイトをしている間、僕は死ぬほど本を読んだ。
(おすすめの本の記事はこちら↓)

カメラの死角はもちろん把握していたので問題ない。

ただ、深夜も繁盛している店舗だとか、
相棒がサボりを許さない人だとかの場合は不可能なので(店長とかね)、
ケースバイケースだといえる。

恋愛のチャンスは、ある!

恋愛はがっつりあった。

というかもう
ハッキリいってめちゃくちゃだった。

店長はパートのおばさんと不倫関係だったし、
先輩同士は付き合っていたのだが、
後輩バイトに手を出して浮気していた。

もちろん平和に付き合っていたカップルもいた。

まあ狭い建物内で2人や3人で働くのだ、
そういうことがあって当然だろう。

僕はまったくなかったけどな!

モテたい人はこちらの記事

給料は安い

コンビニバイトの時給は安い。

これはみんな知っていることだろう。

コンビニで働くこと自体はいいことだと思う。

だがあまり長く働くのは、ちょっと厳しいかもしれない。

敵か味方か、スーパーバイザー!

スーパーバイザー略してSV。

こいつは近隣の本部店舗に在籍しており、
コンビニのロゴの入った軽自動車で、
各店舗を視察して回ってくるのだ。

店長だろうがなんだろうが、言いたいことをいって帰っていく。

まあもちろん味方なのだが、
バイトの側からいってみれば完全に敵だ。

夜中にいきなり突撃してくることがあったのだ。

前述の通り僕は読書中なので、それは本当に困る。

ダミーのゴミ箱に本を叩き込むという方法で対処していた。

楽しかったよ

コンビニバイト時代は楽しかった。

年齢や時代のせいかもしれないが、悪い印象はない。

イヤなこともいっぱいあったけど、
仕事の合間に仲間と話するのは楽しかった。

まとめ

これを読んで、コンビニで働きたくなるか、
絶対にゴメンだとなるかはわからない。

楽ではないが、楽しくないわけではない、
というよくわからないことが伝えたかったのかもしれない。

たんに、僕があの時代を振り返ってみたかったのかもしれない。

ただ、コンビニでバイトした日々が、
僕の中で振り返る価値がある思い出になっているということは、
紛れもない事実だ。

なにかバイトを探していて決めきれない人は、
コンビニを検討してみるのもいいだろう。

それでは、みんなコンビニ店員には優しく接しようね!

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